特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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札幌市の公務員試験は採用人数は多いが、難易度や倍率は高い!

北海道の札幌市は、北海道民にとっては受験される方も多数いるでしょう。非常に毎年多くの受験生がここを受けていて、倍率もそこそこ高いです。北海道の中の市町村では1番でしょうし、政令指定都市なので、なかなか難しい、激戦の戦いになることは容易に想像がつきます。札幌市は結構募集人数が多いようで、そのため最終合格者の数も多いのが特徴です。最終合格者の数は例年150~180人くらいでしょうか?それだけ採用人数も多いということになります。札幌市はそれだけ採用人数も多いものの、試験全体の倍率が結構高いことでも特徴があります。例えば、平成27年度の試験では、最終的な全体の倍率は9~10倍程度です。その前の年は13~14倍程度と高いですね。今年はどうなるか?分からないものの、10倍くらいは覚悟しておいた方が良いかもしれません。札幌市の事務職の採用試験の難易度は高いでしょう。この辺では特に大きな自治体ですし、ここに迫る自治体って、なかなかないですよね。首都圏や近畿圏であれば、大きな自治体がいくつかあるので、分散しやすいというのもありますが。

 

だから、札幌市は人気の自治体として、多くの受験生が集まりやすいのでしょう。だから、倍率が割りと高くなりやすいのです。札幌市の場合には、試験内容がやや特殊です。どうやら筆記試験が1回と面接試験が2回ほどあるみたいです。平成27年度の試験結果を見ると、筆記試験の倍率が、4倍弱くらいでしょうか?これは高くはないですね。そして、一次面接と二次面接の倍率がともに1.5倍強くらいです。だから、面接の倍率もそんなに高くはありません。全体で10倍弱くらいなので、低くはないですが、言うほど高いわけではないということになるのですね。そして、札幌市の場合には試験科目がかなり特殊なのです。2年前くらいに試験制度が大幅に変わったらしいのですが、筆記試験の教養試験は20題で全部が一般知能の問題です。つまり、文章理解と数的処理系の問題しか出ないということです。これで20題となっているので、人文科学、自然科学、社会科学などは一切出ないということです。これは人によってはかなりきつい試験内容でしょう。

 

そして、専門科目に関してもちょっと特殊で、45題から20題を選択して解答する形になります。特別区にかなり似ている形だとは思いますね。憲法民法行政法、経済学、経営学、財政学、行政学、政治学、社会事情の9科目合計45題から20題を選択できるので、こちらはかなりやりやすい。できる問題だけを解けば良いので、恐らく専門科目に関しては満点がかなり出るのではないでしょうか?45題から20題選択で良いのであれば、とても楽です。実際、専門科目の方は許されても1ミスか2ミスくらいまででしょう。ほとんど満点をとっていかないと厳しいです。札幌市は筆記試験のボーダーも結構高そうです。特に教養科目が文章理解と数的処理しかないので。現代文、英語、数的推理、判断推理、空間把握だけなので。こちらで安定して高得点をとれる人は少ないでしょうからね。筆記試験は、教養試験で点をとることも大切ですが、専門試験で満点をとることが必要でしょう。札幌市の場合には試験問題の難易度が分かりませんが。ちなみにこれは札幌市の一般事務の行政コース、学校事務の採用試験も同様です。札幌市では一次試験で筆記試験と面接試験(一次面接)を両方やるみたいなんです。札幌市は倍率もやや高いですし、試験の難易度も教養試験が高いですね。ちなみに札幌市は、地方上級の日程ですが、他の自治体でやっているような教養論文の試験や専門記述の試験はないようです。

 

 札幌市の採用試験は筆記試験の難易度、特に教養試験のハードルが高いかもしれません。専門試験と面接試験はやや楽か?普通程度だと思います。札幌市は地方上級の中でも全国型や関東型ではなく、独自形式になっているようなので、札幌市独自の過去問を使って筆記試験の対策をしないといけません。試験科目もやや特殊ですから。だから、一般的な地方上級の過去問をやるよりは札幌市独自の過去問題集をやると良いのですが、それを買って対策をした方が、より本番での点数も高くなりやすいでしょう。それの最新版が現在のところ以下のものになります。これは札幌市を含めて、北海道のいくつかの自治体の過去問を収録しており、札幌市で実際に出題された過去問が載っているので、より効果が高いと言えるでしょう。地方上級をまとめた分厚い過去問もありますが、それよりはピンポイントで札幌市の過去問が載っているので、こちらの問題集を使った方がより意味のある対策になるはずです。合格点をとれるように勉強していきましょう。良かったら参考にしてみてください。

 

 

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