市役所試験を受ける予定の方、目指しているという方も多くいるのではないでしょうか?市役所試験は多くの受験生が受けます。教養試験のみで受けられるところも多く、負担も負担も少ないために、勉強の開始が遅れてしまった人などが多く受験します。いろいろな市役所が毎年新たな公務員を募集していますが、市役所は地方上級で実施されえる試験とは違い、1つ1つの市役所の募集人数はかなり少ないです。地方上級の試験では、かなり大きな自治体が試験を実施するので、100人くらい募集されるケースもありますが、もっと後の夏や秋に実施される市役所B日程やC日程では、多くても20人くらいとか、少ないと若干名ということも普通にあります。そういう市役所は働いている人も多くないし、新たに募集する職員の数も少ないです。そのため、どうしてもコネ採用があるのではないか?と疑っている人もいるかもしれません。
コネ採用は民間企業では普通にあると思いますし、別に違法ではありません。ただ、公務員の場合は恐らくやっていれば違法になるでしょう。だからやってはいけないのですが、やっている可能性は否定できないでしょう。やっていると断言はできませんが、やっていないと断言できないために、常に疑いの目で見られているのです。コネ採用というのは、事前に受験生と採用側が示し合わせて合格させるようなものです。ただ、中にはそうじゃなくて、採用する側の匙加減で、意図的に合格させている場合もあると思います。それは特別公務員に相応しい人材じゃないけど、何かルックスが可愛いからとか、そういう肩入れをしてしまって、意図的に点数を上げるということも考えられます。これはコネ採用とは言いませんが、それに近いものがある気がします。採用側の情実採用って感じですかね?この場合には受験生には罪はないですけどね。そういうケースは恐らく多々ありそうな気がします。どうしても人間が決めるんだから主観的になるし、個人の感情を全く排除するというのは理想ではあるが、現実的には無理ですから。
その中で市役所試験は内定を取らないといけません。採用人数がかなり少ないようなところは、全員がコネという可能性もありえるような気がしてきます。コネは目に見えないですし、証拠とかも掴みづらいので、やろうと思えばできてしまうと思うのです。じゃあ、コネがないと市役所試験には受からないのか?というと、そんなこともないでしょう。コネが全く存在しないとは言えないものの、確率を考えたら、コネ採用が行われている割合はかなり少ないでしょうから。だから、コネ採用があったとしても、そこにコネを持っていない人が入り込んでいく隙はあるはずです。したがって、コネ採用はないとはいえないものの、あっても気にするほどではないと思うのです。市役所試験はコネ採用の有無にかかわらず、難しいです。筆記試験は教養試験と論文というケースが多いですが、二次試験以降はかなりバリエーションの豊富な選考になると思います。個人面接、集団面接、グループディスカッション、適性検査など、いろいろな選考が実施されていくでしょう。だから、コネがあるとやっぱり大きいんです。市役所の場合には、倍率100倍を越す試験もありますから、それに受かるには、やっぱりコネは強烈な武器になるのは間違いないです。筆記試験の問題については、すでに最新版が発売されているので、以下のようなものを使うと対策はしやすいです。本番の問題のレベルの確認やある程度勉強が進んだら、どれくらい点数がとれるか?の確認もしていきましょう。
公務員試験 市役所上・中級 採用試験問題集 2017年度 (試験別問題集シリーズ 4)
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そして、市役所試験だけに限りませんけど、公務員試験お採用のされ方っていうのは、いろいろな問題を抱えており、いろいろな波紋を呼ぶこともあります。そういった公務員試験を取り巻く、受験生、採用側、予備校、大学などを俯瞰して、今の公務員試験のあり方を批評したのが以下の本になります。私も読んでみましたが、面白かったです。公務員試験の受験生であれば、同じく楽しめると思います。公務員試験の採用にかかわる裏話、受験生が知らないこと、知ると意外と驚くもの、そして受験生が知っておくと意外と使える面接でのテクニックなどの合格を掴むためのコツなんかも載っているので、批評本として面白く読むのも良いですし、参考書として受かるためのテクニックを学ぶ意味で読んでも良いと思うのです。Amazonのレビューの評価もかなり高いのでオススメです。