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労働基準監督官に受かるには?難易度は確かに高いと思う

国家公務員の中で、労働基準監督官を受けられる方は相対的に少ないかもしれません。それは国税専門官や財務専門感と日程が同じで、どうしても国税専門官に人気が集まりやすいということもあるでしょうし、一時期は特別区や東京都とも同じ日程になったのですが、再び違う日程になり、国家専門職と特別区、東京都は違う日程になりました。相対的に選ばれづらいというのもあります。逆に言うと、それだけ労働基準監督官になりたい人にとってはチャンスということになるのではないでしょうか?労働基準監督官は、筆記試験から難易度が高く、受かるのはもちろん難しいです。教養試験は良いとしても、専門試験がやっぱり公務員試験の中では特殊というか、ちょっと難しいのです。特に科目が珍しいものも入っているので難しいのです。特に筆記試験には労働法の出題があります。これは公務員試験の中ではマイナーな科目です。地方上級と一部の市役所くらいしか出題がないので、やらない人も多いですが、労働基準監督官の場合はやらないという選択肢はほぼとれません。12問も出るので。

 

ただ、労働法についてはさほど難しいわけではないです。ほとんど暗記です。法律の内容と具体的事例における判旨などを覚えておけば良いので、そこまでの難易度ではないのです。問題は、労働事情の方かもしれません。労働法は他に生かせる試験種があまりないというので、面倒かもしれませんが、やらないわけにはいかず、やればちゃんと点数になるでしょう。労働事情はそもそも参考書類がなかなかありません。もしかしたら時事問題みたいなのも入ってくるかもしれませんが、5問出ます。労働事情に特化した本は恐らくありません。労働法や社会政策の参考書が範囲的に同じだと思うので、そういったもので対策をしていくか?あとは予備校に通うと労働基準監督官用のコースで労働事情について学べますし、レジュメみたいなのを貰えると思うので、それで勉強ができるでしょう。労働事情は5問しか出ませんが、捨てられるほど少ないわけではありません。何かしらの方法で勉強していかないといけないでしょう。

 

あとはよくある主要科目の中からの選択になるので、そこまでは苦労しないと思います。問題はやはり労働法と労働事情で、特に労働事情の5問をどうやって対策するか?まずは過去問名地を見てみて、過去の傾向などを探ってみると良いと思います。労働法は普通に過去問が売っているので、それをやると良いでしょう。一次試験では、専門記述の試験もあります。こちらも労働法と労働事情の試験で、2題必須です。だから、どっちにしろ、どちらか1つでも捨てたら厳しいということになります。労働法と労働事情の専門記述対策となると、参考書がなかなかないと思うんですよね。労働事情はもちろんですが、労働法の方も厳しいのではないか?と思います。専門記述で労働法が出るのはここくらいでしょう。専門記述の参考書自体も結構少ないんですけど、中でも労働法は見つからないのでは?と思います。強いて挙げるならば、以下のものしか見当たりません。ちょっと古いですけどね。そうなると予備校に通っていないとちょっときついかもしれないのです。

 

公務員試験記述式本試験問題―国2・国税・労基・法務教官

公務員試験記述式本試験問題―国2・国税・労基・法務教官

 

 

筆記試験も難しいですが、面接試験もそれなりに大変です。公務員試験全般で聞かれる質問もありますが、労働基準監督官ならではの質問もあるでしょうから、そういった質問にも適切に答えていかないといけません。労働基準監督官という仕事自体を理解し、その仕事に対して、自分はどういった点にやりがいや魅力を見出したのか?労働基準監督官の仕事を通して、一体どういうことを、何を成し遂げたいのか?実現したいのか?を考えていきましょう。1番必要なのは、労働基準監督官の仕事内容を自分で理解してその中で労働基準監督官の意味、役割も理解し、世間の中でどういう存在なのか?を自分なりに考え、自分としてやりたいことややるべきことを導き出す作業ではないでしょうか?公務員試験の中でも特殊な職種でもあるので、面接対策もやや特殊にならざるを得ないですが、そこは仕方ないので、労働基準監督官になりたい方は、筆記試験に受かっても面接試験も気が抜けません。倍率は2倍強くらいあると思うので、しっかりと対策をしていきましょう。労働基準監督官の仕事について理解する、調べるには例えば以下の本が使えると思いますから、良かったら参考にしてみてください。仕事内容がよく分からない、なんとなくしかワカラナイでは面接対策は困難ですし、受かりようもないと思うので、是非頑張ってください。

 

 

 

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