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福岡県庁の大卒程度の公務員試験の面接の志望動機の考え方のポイント

福岡県を受験される方は、筆記試験の前や後でも構わないかもしれませんが、福岡県庁にの職員になりたい、福岡県で働きたい、公務員の志望動機を考えないといけません。この志望動機は面接において核となる、非常に大切なものですから、しっかりと準備をして作っていきましょう。では、福岡県の志望動機を考えるうえで、どういったことを念頭に置いていけば良いのでしょうか?非常に難しい部分ではありますが、福岡県での公務員として働くわけですから、福岡県の職員として客観的にふさわしいと思われる人間じゃないといけません。それは面接を通じて判断されますが、そのときには志望動機も1つの判断材料になるので、Yahoo知恵袋公務員(福岡県 一般事務 Ⅲ種)の志望動機の添削をお願いします... - Yahoo!知恵袋」に載っていた、志望動機例をもとに説明していきたいと思います。

 

>公務員(福岡県 一般事務 Ⅲ種)の志望動機の添削をお願いします。
私は高校3年生の男子です。

私が福岡県の一般事務を志したきっかけは、高校の保険の授業での、福祉に関してのレポート作成がきっかけでした。
わたしは、障碍者や高齢者の社会参加のための、自治体が行っている事業をテーマにして、レポートを作成しました。
その際に、福岡県の事業を調査していたとき、県の行っている事業に関心を持ちました。
現在、福岡県では、第5次高齢者保険福祉計画の中で、『70歳まで働ける企業の拡大』や『シルバー人材センター事業』など、さまざまな事業を行っております。
また、障害者に対して、ノーマライゼーションの考え方を基に、障碍者が健常者と同じように、普通の生活ができる街づくりを目指し、また、福岡障碍者職業能力開発校などで、障碍者の就業を支援している、ということを知り、自分もこのような、高齢者や障害者が積極的に社会参加していくための、社会基盤を築く事業に貢献していきたいと思い、志望しました。

これは高卒枠の公務員試験を受けた方のものですが、大卒でもそんなに志望動機の内容や方向性が変わるわけではないので、1つの例にはなると思います。この志望動機は、非常に当たり障りがないような感じですね。私が面接官ならば、これといった特徴は感じないが、少なくマイナス評価にはなりません。強いて言うならば、別に福岡県じゃなくても、障がい者支援、高齢者支援はやっているし、ノーマライゼーションは国をあげても考えているものだと思うので、公務員試験的に言うならば、福岡県じゃないといけない理由はないということです。福岡県でも良い志望動機には見えます。ただ、現実的に特定の自治体にしか当てはまらない志望動機を考えるほうが圧倒的に難しいので、私は福岡県に当てはまっていれば、他に当てはまっていようが、いまいがどっちでも良いと思っているので、私はこれを評価するという感じです。だから、公務員試験の予備校とかにこの志望動機を持って行って添削を受けると、福岡県じゃないといけない理由が乏しいとか、そういう指摘を受けるかもしれません。

 

しかし、実はもっと重要なことが隠れていて、高卒の場合はこれで良い場合も有るかもしれませんが、大卒になるとさらに上のレベルの志望動機がいるかもしれません。この志望動機は非常に細かいことかもしれませんけど、動機というよりはただの報告に見えてくる部分もあるのです。前半は自分が福岡県の事業に興味をもったきっかけがあるということを報告しただけです。航行の授業をきっかけに福岡県について興味を持った報告をしただけで、福岡県の事業の何に興味を持ったのか?その事業はなぜ自分に興味を抱かせたのか?どこを評価して興味を持ったのか?など、気になる部分があまりかかれていないのです。面接でそこを突っ込まれたら話せるようにしておけば良いだけかもしれませんが、ちょっと内容が薄いのかな?という印象はあります。そして、後半に関しては福岡県が実際にやっている事業をただ紹介して、自分もそれをやりたいという報告に留まってしまっています。先ほどと同様に、それをやりたいってことはその事業を評価しているということでしょうから、なぜそれを評価しているのか?それがどうして必要だと思ったのか?自分や身の回りの体験などでそれを補完できる根拠はないか?などを付け加えてみるともっとよくなるような気がします。

 

社会でのその事業の必要性を痛感しているからこそ、やらなければいけない、やりたいという流れならば分かるのですが、ただ興味を持っているからやりたいだと、その事業の必要性が今後低下したらできなくなってしまいますよね。すると、せっかくそれをやりたいのに公務員になったのに、できなくなったらどうする?止めちゃうの?という不信感をもたれる可能性もあるかもしれません。だから、福岡県の志望動機だけに限りませんが、「興味や関心があるからやりたい」ではなく「それが社会にとって必要だからやりたい(貢献したい)」の方が、公務員という職業の性質からして適切でしょう。公務員は自己満足のためになるのではなく、住民のためになる(働く)わけですから。自分の興味を充足するために働くわけではないので、そこを踏まえたほうが良いかと思うのです。興味があるからやりたいだと、自分本位な性格が見えてしまっている気がします。別にこの例は悪い志望動機ではないと思うものの、私ならそう修正しますかね。こういった部分をヒントに福岡県の公務員試験の志望動機を考えていきましょう。福岡県庁公務員試験の面接では志望動機や自己PR,やってみたい仕事を聞かれると思いますが、こういった志望動機はどっちかっていうと、志望動機よりはやってみたい仕事として答えた方が映える内容ではないでしょうか?ポイントは自己PRと関連付けて、これをしたいからではなく、自分にはこれができるから、志望したという流れの方が公務員としての性格をよく理解している感じはすると思います。

 

 公務員試験の面接対策においては以下の本が1つおすすめです。これは公務員試験の面接においてよく聞かれる質問を特に多く載せており、それぞれにおいて良い回答、普通の回答、悪い回答などを紹介し、なぜ良いのか?悪いのか?どういう内容にしていけば良いのか?など各頻出質問ごとに回答を考えるときのポイントが付け加えられています。そして、公務員試験の面接の頻出質問だけではなく、ちょっとマイナーかな?と思えるようなものも載っていたりするので、想定問答を考えるときには、1番参考になると思います。載っている質問例の数が多いですから。福岡県以外でも、公務員試験の面接においてよく聞かれることは、これでほとんどおさらいできるでしょうから、公務員試験の面接における、それぞれのよく聞かれる質問、頻出質問の把握とそれに対する良い回答を考えるときには役立つのではないでしょうか?公務員試験の面接に受かるためにおすすめしたい一冊です。良かったら参考にしてみてください。

 

大卒程度公務員 面接対策ハンドブック 2016年度

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