就職活動をされている方は、そろそろ本腰を入れて就職活動にも精を出される頃かな？と思います。就職活動のスタートというと、やはり合同説明会に出られる方も多いのかな？と思います。合同説明会には出た方が良いか？と悩む方もいると思います。まずは合同説明会を開催するケースが多いと思うので、そこから試しに出てみるのも良いのかな？とは思います。ただし、別に出たくないとか、出る必要ないんじゃないの？と思っている方は出なくても構わないと思うのです。それにはいくつか理由があります。例えば、合同説明会は完全な任意であり、選考へ影響を与えることはまずありません。これが個別の会社説明会であるならば、そもそも強制的というか、選考に進むためには説明会への出席が必須だったりする場合もあると思いますし、必須じゃなくても参加しないと不利になりそうだから・・・。と参加せざるを得ないということもあるでしょう。
しかし、合同説明会はそういったことがないと思うのです。参加しないと選考に進めないということもまずないし、実際に参加しない人の方が多数なので、それが不利になるとは思えないのです。また、誰が特定の企業の説明を聞きにきたか？という記録をとっていないケースも多いのではないか？と思います。狭いスペースで合同説明会は１企業あたり行うわけですから、あまり記録などをとっている余裕もないと思うのです。就活生からしたら、完全にお試しで話を聞いてみるか。程度のものとして認識してもらえれば良いのではないか？と思うのです。選考にほぼ関係ない以上、積極的に出たい理由がないならば、出る必要性は乏しいといえるでしょう。
また、一概にいえることではありませんけど、普通の会社説明会もそんなに中身が濃い時間を過ごせるものではないと思います。通常の会社ごとに開催する説明会は会社のオフィスやレンタルオフィスで行われることが多いと思いますけど、それだって、そんなに聞く価値のある話が聞けるとは思えないのです。多くがホームページに載っていること、わざわざこの場で話さなくても良いことばかりで、わざわざ学生を呼んで一堂が会した場で行う必要性のあるものとは思えないような、説明会が多いように感じます。それなら動画で撮影して、それをホームページ上でアップして、質問等は個別に受け付ければ良いじゃないか？と思うくらいです。アナログの説明会のやり方もそうですけど、そういう手間のかかることを学生に強いるならば、もう少し参加する意義のある説明会にしてくれないかな？と自分の経験をもとにして思うわけです。
個別の会社ごとに行われる説明会ですらそのような状況ならば、じゃあ合同説明会はもっと酷いのかもしれない。という想像もしてしまいます。何よりもスペースは狭いですし、時間も短いですから、どこまで参加する価値を見出せる説明会になっているかな？と思うのです。会社説明会に参加しないとそもそも採用試験を受けられないというのが、何か個人的にはおかしい気もしますし、強制的に参加させるのならば、もっと中身を凝ってほしいと思います。説明会の中身を凝るなんてこともそうできるものじゃないですよね。どこかの企業がやっているような、説明会と題したイベントみたいなものをやれば、会社の事業を多少理解できるとともに、楽しい時間が過ごせるのかもしれません。そういう試みならアリかな？と思うんです。逆にそういったことができないような企業ならば、会社説明会なんていらない気がするのです。ほとんど自分で調べれば分かるようなことしか当日話されないのならば、それこそ時間の無駄に近いこともありえるでしょう。しかし、そういう説明会であっても、開催をするのならば、不利になりたくないと感じる学生は参加せざるを得ません。個別の会社説明会は間違いなく出席、欠席の記録をとるので。
どこもやっているからやらないのはおかしいとか、説明会を開催することで、説明責任を果たしているとか、そういった思い込みが結局就活生を苦しめている気がするのです。そういったことも踏まえて、当たり前になっている会社説明会について、各企業の人たちが、そのあり方について再考してほしいと思います。ただ、不利になりたくないということを考えるのならば、会社説明会には出ないといけないというのが現状なのです。しかし、合同説明会については、先ほども言ったように、出欠はとらないケースの方が多いと思うので、本当に参加したいと思う人だけが出れば良いのではないか？と思います。少なくとも参加しようか？迷っているという方はそこまで積極的に参加したいという思いはないのでしょうから、寒い時期ですし、無理に参加する必要はないと思います。
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