特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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特別区の人事院面接に呼ばれる順番は成績順?

特別区人事院面接では、よく成績順に呼ばれているのではないか?という噂もちらほら聞きます。どうしてそういう噂が生まれたのか?はよく分かりませんけど、実際、いろいろなことに敏感になったり、疑心暗鬼になったりするのが受験生ですから、しょうがないでしょう。どういう順番で呼ばれているのか?は特別区の人事委員会の人間しか知りませんけど、個人的にはほとんど関係ないんじゃないのか?と思うのです。というのも、あえて成績順に呼ぶ意味も分からないからです。成績順に呼んだところで何の意味があるのか?分かりません。だから、普通に考えたらランダムじゃないかな?と思うのです。2ちゃんねるを見ていると、論文試験があるから、正確な順位は分からないものの、択一試験だけで見れば、あまり相関関係はないような気がします。

 

そして、成績順か?どうかというのは考えてもあまり意味がないと思うのです。それは成績順だったとしても、一次試験の成績はそこまで意味があるとは思えないからです。論文試験があるから、択一試験がそこまで意味を成さないということも言われていますけど、それと同様に面接試験があるから、一次試験の結果はさほど最終合格に影響を与えられないんじゃないか?と思うのです。それは公表はされていませんけど、面接試験の配点が相当大きいのではないか?と思われるからです。特別区の場合は論文の出来は分からないものの、80点満点で70点以上とったような人も二次試験で普通に落とされています。その人の面接の出来も分かりませんけど、70点の人が落とされるて、40点台の人とかでも最終合格している人がいるわけですよね。そうなると、それが可能になるために面接試験の配点が相当大きくないと、そういった逆転は起こらないのです。データからも面接試験の配点の大きさは予想できます。

 

したがって、一次試験の成績なんてのは二次試験で逆転される人は簡単にされてしまうということですから、一次試験でどれだけ良い点数をとっても、セーフティリードなるものは存在しないだろうということです。つまり、45点の人と65点の人は20点というとんでもない差がありますが、論文試験を入れたら実は差はほとんどないかもしれないし、仮に論文試験を入れても20点の差があったとしても、それは面接の結果次第でどうにもなる点数の差だということです。20点分差があったとしても、一次試験を通ってしまえば、ほとんど面接試験でのスタートラインはほぼ一緒と思った方が良いと思います。少なくとも、択一試験で良い点数がとれたから、面接はちょっと適当にやっても最後まで残るだろう。と油断していてはダメじゃないか?と思います。

 

完全な予想になりますけど、人事院面接2回分の配点は一次試験の2倍は最低あるんじゃないか?と思います。特別区に限らず、地方公務員の採用試験はどこも人物重視で、二次試験の配点が高いとされています。公表されているところを見ると、そんな感じがします。すなわち、近年言われている通り、多くの公務員試験の採用試験は人物重視、筆記軽視の流れになっていっているのです。それが正しいのか?そういうやり方で住民にとって相応しい人材が採れているのか?については、別途議論の余地があるものの、今の世の中の風潮は人物重視の試験にした方が良い人材がとれる。筆記試験を重視していても、良い人材は採れない。といった雰囲気に流されていっていると思うので、今のところはそれを止める術はないでしょうね。

 

公務員試験は特別区に限らず、どこもそういう流れです。地方公務員は特に。ですから、面接ができない(できる、できないを判断する面接官の評価が必ず正しいのか?も大いに疑問だが)人はいらないと言っているに等しいと思います。そういう中で合格したいのであれば、面接を鍛えるしかありません。それも簡単にいくものではないですけど。以下の面接対策本を参考にすると良いかもしれませんね。公務員試験の面接対策本はいくつかありますけど、面接対策全般について詳しく説明されているように思います。公務員試験の面接では、そもそも何が見られているか?面接官が欲しい人材とはどういう人か?何をどうアピールすれば、面接官に評価されるか?といった点も参考になると思いますし、公務員試験の面接で頻出とされている質問とその回答例を20個くらいかな?掲載されています。それぞれで、良い回答とダメな回答が載っており、それぞれ何故良いのか?何故ダメなのか?といった理由も添えられているので、納得して読み進められると思います。特別区人事院面接は倍率は確かに低いいかもしれませんけど、是非油断しないで取り組んでみてください。

 

 

公務員試験 現職採点官が教える!合格面接術 2016年度

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