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公務員試験では資格は加点される?必要か?有利になる、役立つ瞬間はかなり限られる

公務員試験においては資格が役立つことはあるのでしょうか?民間企業でも資格を持っていると有利になるのではないか?と思っている人もいるようですけど、実際のところはどうなのでしょうか?公務員試験において資格を持っていると加点してくれるようなケースがたまにあります。事務職でもあるかもしれませんが、事務職以外も多い気がします。でも、そういうケースはあまりないです。したがって、資格が公務員試験において直接的に有利になるか?というと、そうは思えないのです。では、全く役に立たないか?というと、そうでもないと思います。公務員試験において資格が役立つケースがあるとしたら、1つは資格の取得過程をアピールすることです。これはどういうことか?というと、結果じゃないんですよ。プロセスなんです。例えば、英検1級をとりました。とします。確かに英検1級はすごいと思います。しかし、英検1級を取ったという事実だけではアピールにならない場合があります。というのも、これはよく言われるところの「自慢話」で終わっているからです。

 

民間企業でもそうですけど、企業や自治体が聞きたいのは結果じゃないんですよね。プロセスなんですよ。また、自慢じゃなくて自己PRを求めているのです。つまり、仮に履歴書や面接カードの資格欄に英検1級と書いてあっても、それだけでは自慢で終わりなのです。面接官が聞きたいのはその英検を1級を生かして何ができるのか?です。極端な例を挙げると、円周率を100桁まで暗誦できる人がいたとします。その人は確かにすごいと思います。他にそんなことができる人はまずいませんから。しかし、円周率100桁まで暗誦できたから、仕事で役に立ちますか?と言われると、役に立たないでしょう。それと同じなのです。公務員の業務を行っていくうえで役立つことだから、自己PRになるわけです。逆に役に立たないならば、それは長所とか、自慢とかいう言い方になってしまいます。自慢にならないように、ちゃんと自己PRになるように資格をアピールするならば、それは有利に扱われる可能性を秘めていると思います。公務員試験で資格が有利になるというのは、それをどう生かすか?まで述べられたときになります。

 

そうなると、履歴書や面接カードに書いてあるだけで評価対象になることは考えづらいのです。そうなると、資格が公務員試験で加点されるケースとしては、自己PRなど具体的なエピソードとしてそれを話さないといけないと思います。自己PRなどを通して、資格取得の意義を説明することができれば、それはきちんと評価される可能性があると思います。そうなると、公務員試験に資格は必要か?というと、必要とは限りません。自己PRなどで他の話すネタがあるならばあれで良いでしょうし、そういう人ならば資格を持っていないと不利になるということはないでしょう。逆に自己PRのネタがないような人は資格を持っていると有利になる可能性もあります。公務員試験で資格が有利になるとしたら、そういうケースですかね?自己PRを資格について話すというのはまあり一般的ではない気がします。バイト、ゼミ、サークル、留学などの話をする人が多いのかな?と思うんですけど、そういう人ならば公務員試験に資格が必要とは言えないと思います。公務員試験では資格は加点されるときには場面が限定されるということを覚えておきましょう。

 

公務員試験では面接などにおいて資格が加点されることはあまり目指すべきポイントとは言い難いと思うんですけど、人によっては公務員試験で資格が有利に働くように働きかけても良いのかな?と思います。公務員の仕事で実際に生きると思える資格を持っているならば。公務員試験では資格が役立つこともありますけど、面接を突破するにはいろいろなことに目を向けていかないといけないと思います。公務員試験の面接対策本でおすすめなのは以下のものですね。私も使ったことありますけど、毎年新しいのが出ているみたいです。本書は公務員試験の面接において基礎の基礎から合格点をとるまでの実力をつけるのに向いているもので、公務員試験の面接における流れ、受け答えの注意点、面接カードの書き方、見られているポイント、実際に何を聞かれるか?それへと回答の仕方は?という部分などついて書かれています。しかし、私が特に価値が高いと思うのは公務員試験の面接官はどういう人材を欲しがっているのか?について書かれた部分です。スクラッチくじの例が出ていたかな?そんな記憶がありますが、公務員試験の面接に受かるには、面接官に当たりだ!と思わせる必要があるのですが、面接官にそう思わせるにはどうしたら良いのか?その具体的なテクニックなどについて書かれているので、そこは一読の価値があると思います。良かったら参考にしてみてください。

 

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