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就活の面接で落ちる人の特徴や原因は?採用基準、評価基準を知ろう

就職活動において、面接はなかなか突破するのが難しく、多くの学生が苦労される点ではないか?と思いますが、そもそもそういった面接を突破するには、企業がどういう点を評価して採用、不採用を決めているのか?をある程度想像しないといけません。そうしないと受かるものも受からないですから。厳密に言えば、評価基準というのは、企業ごとに異なっており、確実なことは言えません。ただ、最低限できていないと受かるものも受からないということもあるので、そういう点に注意して、今後面接などを受けていってください。企業が見ている中で、最低限できていないと受からないだろうポイントをいくつか挙げていきます。

 

・意思疎通のコミュニケーションができているか?

これはコミュニケーション能力とはちょっと違います。厳密な意味でのコミュニケーション能力になりますが、面接官の話をきちんと理解する能力とそれに対する適切な返答をする能力が必要なのです。特に面接の場になると間違いなく緊張するので、上手く話せないということもあると思いますが、意外にも気付いていない人が多いのは、面接官の言っていることを正しく認識できていないというケースもあります。緊張しているので、どうしても言っていることが正確に頭に入ってこないということもあるでしょう。そうなれば、いくら自分としてはちゃんと的確な回答をしたつもりでも、質問が正しく認識できていなければ、それへの回答は的外れになりますから、質問に対する回答を真剣に考える以前に面接官の話を一語一句聞き漏らさないように真剣に耳を傾けてください。そういった努力を面接ごとにやっていけると、的確なコミュニケーションがとれますから。逆にそれができていないととられれば、仕事以前の問題なので、不採用まっしぐらです。

 

・人物像がぶれてしまう

これは意外と多くやってしまっている人がいるかもしれません。初めて会う人間なので、その人の魅力っていうのは、なかなか掴みづらいものです。したがって、就職活動の面接の場でアピールすべき事柄はできるだけ1つに絞った方が良いのです。無意識のうちにいろいろな魅力をアピールしようとしてしまっている人がいますが、それだといろいろな人物像が折り重なってしまい、結局この人はどういう人間なのか?が分からなくなってしまうのです。何度も仕事をすれば、多面的な魅力に気付けることもありますが、初対面でせいぜい20分くらいの面接時間では掴める魅力はせいぜい1つです。だから、例えば自己PRでコツコツ努力するということをアピールしているのに、「自分の性格はどういう風に捉えていますか?」という質問には、優しい人間と答えれば、確かにコツコツ努力もできるし、人に優しくできる人間という風になりますが、じゃあ、また別の質問でまた違った性格を答えると、さらにもう1つ別の人柄の部分が付け加えられ、それがどんどん増えていってしまい、結局、この人の特徴は何なのか?と分からなくなってしまい、イマイチ印象に残らないのです。

 

だから、自己PRでコツコツ努力をする人間と言ったならば、それ以外の質問でも同様に答えて、一貫性を持たせた方がインパクトがあります。キャッチコピー手言うんですか?キャッチコピーが、だらだら文章みたいに長かったら覚えられませんし、頭に残らないと思うんです。キャッチコピーはある程度シンプルで短いですよね。それと同様に、自分の魅力やアピールポイントを無意識のうちに何個も作ってしまうと、面接官の印象にも残らないのです。だから、話したいこと、伝えたい自分の魅力は1つに絞って、どういう質問でもそれが伝わるような言い方にすると良いかもしれません。曲だって、サビを繰り返すわけじゃないですか?1番、2番が終わって、Cメロがあって、また最後サビで終わりますよね。大切だから繰り返すのです。面接においても1回違うことを言うのではなく、1つのことを何度も言った方が、大切さが伝わると共に印象にも残ります。面接官からしてみれば、これだけ何度もアピールしてくるってことは、よっぽどそこに自信があるんだなと思ってくれるかもしれませんし、この人=コツコツ努力をする人という図式が完成し、頭に焼きつくでしょう。無意識にやってしまいがちな失敗かもしれませんが、見直していけると良いでしょう。

 

 

・より詳しい面接やエントリーシートの採用基準を知るには?

そして、今後就職活動を行っていくうえで、企業の採用基準、評価基準は非常に大切です。私の紹介した基準は推測の部分もありますが、以下で紹介する本は人事の立場の人間が書いたものなので、余計に参考になるかもしれません。就職活動においてはエントリーシートや面接など、どうすれば受かるのか?どこを見ているのか?評価される人の基準は?といった部分が分からない選考がいくつもあります。それらにより高く確率で受かるには、やはりある程度評価基準を知ること、予想することが大切です。何も考えないで取り組んでいても確率は上がりませんから。本書は、実際に人事を努めていた千葉から書かれた本で、実体験も踏まえて、企業が考えている採用基準、評価される人のポイント、具体的にどこを見ているのか?受かるにはどうすれば良いのか?といったことが書かれており、より専門的で内容も充実しています。毎年改訂本が出ており、Amazonでも過去のシリーズはかなり評価高いので、就活生なら読んでおきたいでしょうし、本気で内定が欲しい方は、情報も就職活動においては重要ですから、かなり役立つ可能性もあります。

 

内定力2017 ?就活生が知っておきたい企業の「採用基準」?

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