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内定辞退のやり方、謝罪の仕方、謝り方の勘違いが多い!

公務員試験、就職活動において複数内定を手にした場合には、いずれ内定辞退をしないといけなくなります。内定辞退は、採用した側に関しては不本意な面もあるのですが、基本的に採用する側の企業や自治体なども、当然そういう人がいる前提で多めに採っているので、そこまで迷惑がかかるというのはどうかな?という感じです。内定辞退=迷惑をかけているみたいに言われていることもありますが、内定辞退がじゃあ0人あったとしたら、迷惑が一切かからずに万々歳か?というと、そうではないでしょう。当然、多めに採った人たちが全員入社してきたりするわけですから、そりゃ計算が完全に狂ってしまいます。採るつもりもない人数を採用しないといけなくなり、むしろこっちの方が迷惑という事態になってしまうのです。だから、内定辞退ばかり生まれてしまうのも問題でしょうけど、内定辞退は、普通に考えたら自然な人数生まれるのが当然で、そこを企業や自治体も見越して採用しているので、内定辞退=迷惑ということは通常はありえないと思います。

 

企業や自治体にとっては単なる恒例行事でしかないです。普通はね。普通じゃない場合もあるわけですけど。それはそういう多めに採るということをしない企業とかもあるからです。ギリギリの人数しか採らない。そうなると、内定辞退が1人でも出ると、人事は大慌てです。なんとか内定辞退を取り下げるように説得、または場合によっては脅迫めいた言葉も口にすることもあるというニュースも聞きましたが、そういう企業もあるので、公務員ではまずないと思いますけど、気をつけておきましょう。ただ、内定辞退をするときには、一応少しは謝罪の言葉を述べておいた方が良いというのはあると思います。すでに話したように内定辞退は別に謝らないといけないほどの迷惑になっていないはずなんですね。内定辞退が出すぎたら困るけど、全く出ないのも困るわけですから。だから、本来は謝罪する必要があるのか?というと微妙です。

 

例えば、「緊急!!大学4年です。春にもらった企業の内定の辞退を申し入れたとこ... - Yahoo!知恵袋」のページには、内定辞退を申し出たら、会社に来るようにと言われたという例があります。それへの回答を見ると、会社に行くのは当然で、謝るのも当然みたいに書かれている人も多いですけど、私はそうは思いません。何でいちいち会社に行かないといけないのか?謎です。会社に行って何が変わるのでしょうか?単に直接会って脅迫に近い形で説得をするか、憂さ晴らしををするか?それくらいしか理由が見つかりません。だいたい、内定取り消しも企業側がこっちに来てくれるのではなく、学生が会社に呼び出されるわけですよ。意味が分からない。何で内定辞退までこっちが行かないといけないのか?そして、行って何がどう変わるのか?謎です。内定辞退っていうのは、就職活動における必然的に起きるハプニングじゃないですか?誰にでも予想がつくものです。企業を受けている学生だって、その企業を受けて内定を貰った場合には絶対に入社する約束をして受けているわけじゃないのです。そんな約束はしていないということは当然蹴られる可能性はある。

 

約束をしていたのに、それを破って他の会社に入るのならば、会社に呼び出されたら、直接会ってひたすら謝る、詫びるくらいのことは必要かもしれませんが、そんな約束は通常しない。企業にとっても内定者っていうのは、あくまでも新入社員の候補であって、必ず入社してくれる人たちではない。それが現実に本当に入社しない可能性は十分ありうる。そういう合意の下で浸透の就職活動をすべきだと思う。そうなれば、当然内定辞退というのは、起こるべくして起こるものであり、ただの日常茶飯事の光景に過ぎない。それに対して、何でここまで手間をかけて謝りに行かないといけないのか?謎で仕方ない。電話等で内定辞退をします。という事務的な手続きでOKでしょう。だいたい、法律的に見ても、内定取り消しは学生に対して損害賠償を支払うことが想定されるが、内定辞退にそんなものは基本的にない。損害芭蕉請求が認められるケースというのは、相当不誠実な内定辞退をしたときのみであって、通常はありえない。内定辞退それ自体は法律上認められている権利である。権利を行使するのに、何故謝ってから行使しないといけないのか?分からない。

 

一応、謝る姿勢は見せておいた方がトラブルにならなくて良いというのはあるから、謝る姿勢は必要だろうが、それはせいぜい電話口で一言言えば済む話であり、そんな会社に直接行ってするほどのことには思えない。そんなことを強要する企業は、私の感覚からいえばヤバイ企業です。入らなくて正解です。公務員試験では、そういうことはまずないと思うが、民間企業ではありうる。だから、少なくとも会社に来い!と言ってくる企業は普通の企業じゃないと思った方が良い。そして、絶対に行ってはいけない。後々トラウマになることをされるかもしれないから、内定辞退のやり方として、電話でその旨を告げて、あと一言を謝罪をしておけば十分です。大切なことだから、最後に毛1度言います。内定辞退は会社に迷惑をかける行為ではなく、裏切りでもない。受けた段階で入社を約束したわけではないのだし、それは企業側にも当然分かっている。内定辞退が一定数出ることは当然予測しており、それへの対応もしているはずです。むしろ、内定辞退が全然でない方が企業にとっては迷惑なわけですから、内定辞退それ自体に後ろめたさなどを感じることはないです。法律で保証された権利なのですから。

 

 

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