公務員試験を受ける受験生の中でも、英語が苦手という方はたくさんいると思います。英語が苦手だと公務員試験はきついか?というと、得意な人と比べるときついですけど、それが致命傷になるほどではないと思います。他にもたくさん問題があるので、英語の失敗は他で取り返すことは十分可能だからです。したがって、英語が苦手な人も別にそのままで受けてもダメなわけではないですけど、できれば少しはできた方が良いです。その方が一次試験の合格可能性も上がりますから。でも、英語はそう簡単にできるものではないですからね。それをどうやって勉強していくか?ということですけど、個人的にオススメなのは、まずは特別区の過去問題集をやってみてほしいです。東京都庁でも良いかもしれません。
このあたりの試験種の英語の問題は、レベルでいえば、かなり低い方だと思います。これより難しい問題が出る試験種もたくさんありますから。英語ができていた人もずっと勉強していなくてできなくなっている可能性もあるので、最初に力試しにやってみるのも良いかもしれない。英語の偏差値が50以上あるならば、そんなに苦労はしないんじゃないか?と思います。特別区の英語の問題は読解問題しかほぼ出ませんけど、文章が短いですね。これは現代文とかもそうですけど。文章の量が短いから、一概に簡単とは言えないものの、短い方が簡単な傾向はあると思います。逆に問題が難しいところは、だいたい文章も長いと思います。文章が長いと、問題を解くのに必要なヒントを見つけるのが大変なんです。読む量が多いから時間を多く使うというのもありますけど。
あと、先入観で文章が長いと難しいと思い込んでしまうのと、文章が長いと読むのダルいと感じて、若干やる気を削ぐというのもあるかと思います。そういった意味でいうと、特別区は文章も短く、問題のレベルも簡単です。早い人は1問2、3分くらいで解けるのではないでしょうか?本番では遅くても5分くらいで1問は解かないといけません。ただ、英語が苦手な人はまずは時間は気にしないで、とにかく最善を尽くして問題を解いていきましょう。スピードを求めるのは二の次で、まずは正確に文章を読んで、意味を理解して、問題に正解するというプロセスを辿ることが大切です。問題もまともに解けないのに、スピードを意識してもしょうがないですから。まずは時間を気にしないで、精読して、確実に問題の正解率を上げていくことが大切だと思います。問題集としては何を使っても良いんですけど、スーパー過去問ゼミがやっぱり良いかな?と思います。
この問題集の東京都庁か特別区の問題、または地方上級と書かれている可能性もありますけど、それでも良いと思いますので、やってみてください。いきなり難しい問題からやると、できない人が多いと思うので、やる気を失くして、さらに英語が嫌いになって勉強しなくなってしまうと思うので。まずは英語が苦手な人でもある程度太刀打ちができそうなレベルからやっていって、少しずつ自信と実力をつけていきましょう!また、同時に単語と熟語だけで良いと思うので、語彙力もつけていけると良いですね。語彙力を鍛えるためには、単純に単語帳を使って1つ1つ覚えていくというので良いと思いますけど、さっき紹介した問題集等を使って問題を解いてみたときにおおそらく意味が分からない単語も何個か出てくると思います。それも1個1個全部とは言いませんけど、何個かは辞書等で調べて、インプットしていけると良いと思います。その場で全部覚える必要はないです。やってもすぐに忘れますから。ただ、やらないよりは絶対に良いです。忘れないで、頭の中に残っているのもあるはずですから。
英語は公務員試験の中でも重要な科目の1つです。出題数が多く、どこでも出ますからね。専門試験で選択できるところもあり、英語が出来るとやはり有利なのは間違いありません。英語が苦手な人もせめて、普通くらいにはなれるように努力していけると良いと思います。単語帳については、ターゲット1900がやはり1番良いですかね?誰にとっても見やすく、使いやすいという意味では、個人的に優れている一冊だと思います。1日10個くらいからでも良いので、語彙を増やしていってください。知っている単語が増えるだけでも、格段に英語の読解問題はできるようになると思いますから。英語が苦手な人は苦手なりになんとか克服できるように頑張っていきましょう!