警察官を目指すときの志望動機というのはやはり欠かせませんが、警察官の場合はある程度志望動機は考えやすいと思います。ただ、それが同評価されるか？は分かりません。ある程度の評価を得られるためには、しっかりと考え、自分の考えや体験などと警察官の職務をつなげていく必要もあると思うのです。警察官として採用された人は、いろいろな志望動機を持っていたと思います。別に正解はないので、どういった志望動機でも良いかもしれませんが、なかなか自信のある志望動機が思いつかないという方もいるのではないでしょうか？志望動機自体はある程度考え付いても、本当にこれで良いのか？と不安を抱えているという方もいると思うので、そういった方には是非自信を持っていただくために、「Ｑ２ 志望理由/警察本部/とりネット/鳥取県公式サイト」のページでは、実際に警察官として採用された方の志望動機の具体例が載っていますから、参考にしてみてください。
＞私は、中学校入学と同時に柔道を始めて、高校、大学と続けてきました。柔道で培った体力・精神力を生かせる仕事は警察官しかないと思い、志望しました。
これは自分の経験や特技が警察官に向いているという流れの志望動機ですね。実際、体力や身体能力に優れている人は、それだけ警察職務に向いていると言える面もあるでしょう。これは自己PRとしても使えますし、その自己PRを生かして、警察職務に向いているところがあるからこそ、自分は警察官として働けば、市民の役に立てる。だからこそ、警察官を目指した。というのは理屈としては通っていると思います。実際、この人は採用されているので、そういった部分を強調して、警察官の志望動機を作っても良いと思います。
＞私が警察官を志望したのは、「人のために働きたい」「喜んでもらえる仕事がしたい」と思ったことがきっかけでした。進路について悩んでいた時にテレビで警察２４時を見て、昼夜を問わずひたむきに頑張る警察官の姿がかっこいいと思いました。警察の仕事について調べたり警察学校での体験入校を通じて、警察官になりたいという思いが強くなり、採用試験を受験しました。
この方はテレビ番組ではありますが、警察官の仕事に興味を持ち、そこから自分なりに調べて、警察学校への体験入学までしている。警察官に興味を持つ人はたくさんいると思うのですが、そこで終わらずに、その後の行動につながっているという点まで話せれば、その人の本気度がある程度伝わりますよね。特に警察学校への体験入学というのは、普通の人ならやりません。よほど警察官になりたいという気持ちがなければ、普通はしないでしょう。それをやってきた人というのは、心から警察官になりたいという気持ちが溢れている。そんな印象に見えますね。これは面接官からしてみても、非常に興味の沸く人材かもしれませんね。
＞私が高校生の時に知人が犯罪被害に遭い、相談にのっているうちに、性犯罪や相談事など女性にしかできない仕事があることが分かり、警察官になって１人でも多くの困っている人や犯罪被害に遭った人に女性の立場から寄り添い、助けたいという思いが強くなり、志望しました。
困っている人を助ける。市民の味方になるのが警察官ですが、この方は自分の身近なところでそれに近い経験を実際にして、それがきっかけでそういう人助けにやりがいや魅力を感じた。警察官としての仕事ではないが、警察官であるかのような体験を通じて、警察官になりたいと思ったというのはかなり説得力がありそうな感じです。１番重要なのは、警察官と同じ立場になったことがあり、それを通じて警察官への思いが芽生えたという点です。多くの人は警察官の仕事などを見て警察官を目指しますから、警察官にお世話になる側の目線から目指すと思うのですが、この方の場合は、警察官になって人を助ける側の目線から目指しているので、より印象に残り、好意的にとってもらえたのではないでしょうか？こういった経験があると、志望動機にも生かせそうですが、そういった経験はないか？考えて見ましょう。
警察官の面接では、志望動機は確実に聞かれるので、以上のようなことを参考に考えてもらえればと思います。警察官の面接においては、以下のような本が参考になるのではないでしょうか？こちらは警察官の採用試験の面接だけに特化した本で、面接においてよく聞かれる頻出の質問事項をまとめていて、それが３０個ほど載っています。そして、警察官の面接についての基礎知識や流れ、突破するためのテクニックやコツ、心得を解説しており、本気で警察官になりたい方、警察官の面接に受かりたい方には１度読んでもらえると参考になるのではないでしょうか？良かったら参考にしてみてください。
