特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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公務員試験は政令指定都市の方が中核市、特例市よりも難易度も倍率も低い傾向

公務員試験は、政令指定都市とそれ以外の都市の自治体の試験に分けられ、主に前者の方が難易度が高いという認識の方も多くいるようですが、そうとは限らないと思います。それは政令指定都市の方が、出題される問題の難易度は高いです。これは中核市特例市などのそこまで大きくない自治体と比べると、かなり差があります。しかし、問題の難易度はみんな平等なので、それが=試験種の難易度になるわけではありません。ここで大切なのは倍率です。これから公務員を目指す方に是非知っておいてもらいたいのは、公務員試験はメジャーな自治体の方が倍率が低いです。倍率が低い=受かりやすいといって良いのではないか?と思いますが、政令指定都市レベルの自治体は、地方上級といって、6月の最終週に筆記試験をすることが多いです。そして、政令指定都市はどこも倍率は5~10倍程度になっています。平均してこれくらいということです。

 

しかし、政令指定都市以外の自治体では、倍率は区々ですから、難易度を一概に言いづらいのです。中核市特例市レベルの自治体の倍率は10~100倍くらいです。つまり、自治体によって全然違うってことです。地方上級で採用試験を行っている自治体は、どこも5~10倍くらいですが、市役所試験として採用試験を行っているところは最大100倍くらいまで考えられます。つまり、市役所試験の方は、地方上級に近い倍率のところもあれば、かなり違う倍率のところもあるので、中核市特例市の公務員試験の難易度は区々ということで、その中には相当難しい、高倍率の自治体も含まれているので、そこを受けると政令指定都市とは比較にならないくらいの難しさと言えるのです。主に市役所B日程、C日程で採用試験を行っているところは、特に高倍率になりやすいです。したがって、全然が全部ではないものの、市役所試験として採用試験をやっている中核市特例市のレベルの中規模、小規模な自治体は政令指定都市よりも難易度が高いことが多いと思います。

 

こういった中規模、小規模な自治体は採る人数が少ないのです。多くて20人、30人くらいで、少ないと、2,3人とかです。それが倍率の上昇につながっています。政令指定都市レベルであれば、平均100人弱くらいはとりそうな気がしますし、少なくても50人くらいは採用するのではないでしょうか?だから、たくさん応募者が来ても倍率が上がりづらい。だから、東京都庁って特に有名な公務員試験の試験種になりますが、その都庁の職員になるよりも、東京都青梅市の職員になるほうが難しいと思いますよ。都庁の方がなんか凄い感じはするかもしれませんが、なるのが簡単なのは都庁の方だと思います。これが倍率による差になります。あと、政令指定都市は筆記試験が専門試験まであるので、そこまで勉強をしないといけないという意味では苦労は大きいでしょうね。でも、それも難易度の差にはならないと思います。というのも、教養試験だけじゃ勝負にならないから、むしろ専門試験があった方が好都合というケースもありますから。専門試験の方が一般的に点数をとりやすいので、教養試験のみの中核市特例市などの自治体の採用試験の方が、むしろ受かる難易度が高い!というケースもあるでしょうから。だから、ケースバイケースで難易度は変わると思います。

 

そして、さらに大きいのは面接試験です。ここが最大の違いになるかもしれません。先ほど政令指定都市以外の自治体は倍率が非常に高いということを言いましたが、結局その高い倍率は面接に反映されているわけです。政令指定都市は全体の倍率が低いので、筆記試験も面接試験も倍率は標準程度だと思います。そして、面接も選考としては1回で終わるケースが多いです。しかし、政令指定都市以外の自治体は、面接の倍率が無茶苦茶高いです。筆記試験の倍率は政令指定都市と同じか?むしろ低いくらいですが、面接になると、一気に高くなります、面接が複数回、何度も行われることも難しくないので、面接のような不確定要素の高い試験が何度もあって、さらに倍率が高いと、難易度の高さというよりは運の要素も含まれてくるため、政令指定都市の方が、戦略が立てやすく、筆記試験のウェイトがある程度大きいので、努力でなんとかできる部分が多いという意味では、まだ良心的な気もしますが、政令指定都市以外の自治体は面接のウェイトが大きい場合も多く、面接は努力じゃどうにもならない部分も大きいので、やりづらい、対策が立てづらいので、難易度が高く感じるという部分もありそうです。面接が大得意な人にとっては、こういった試験の方が良いかもしれませんが、多くの人にとって政令指定都市の方が難易度は低く感じる、受かりやすいと感じるケースが多いと思います。

 

 

地方上級 教養試験 過去問500 2017年度 (公務員試験 合格の500シリーズ 6)

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地方上級 専門試験 過去問500 2017年度 (公務員試験 合格の500シリーズ 7)

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