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学歴フィルターは当たり前の事実を知ると、満席でも説明会に参加できる?

会社説明会などの予約を入れようとすると、満席の文字が・・・。これ、もしかして学歴フィルター?と思うかもしれませが、満席になっているだけで学歴による選別が起きているとは限りません。例えば、違うレベルの大学の学生が同時刻に同じ会社の説明会に予約しようとすると、一方は満席状態で、もう一方は空席があるというような状態があれば、学歴フィルターを疑ってみる余地はあるかもしれない。この場合でも、双方において何かしらのフィルターが働いている可能性があるというだけで、学歴フィルターか?どうかは分からないのです。どの企業も説明会参加の時点で、何かしらのフィルターを使っている可能性はありますが、それが学歴なのか?それ以外なのか?というのは分かりません。ただ、学歴フィルターがあったとしても、一定以下の大学名や学歴の人がその企業の説明会に参加できない。というわけではありません。これは勘違いをしている人もいるみたいですが。

 

ある企業の会社説明会の予約スタート時刻になって、パソコンでアクセスしてみっると、どの日程も満席・・・。あ、こりゃ学歴フィルターだな。と推測するには十分な状況でしょう。ここで、この学生がこの企業の説明会や選考に参加するのは不可能なんでしょうか?答えはNOです!学歴フィルターではじかれた学生は、100%不可能なわけではないということです。だから、そこでその企業を諦めたらもったいないのです。それは学歴フィルターの仕組みにあります。全部の企業がこのやり方をしているとは限らないものの、ある就職活動に詳しい人間が話していたのですが、学歴フィルターっていうのは、自社にエントリーしてきた学生に対して、一斉に全員にかけるものではないのです。これはどういうことか?というと、学歴が上の人間から順次説明会予約のチャンスが与えられるという仕組みになっています。詳しく説明すると、大学のランクがA、B、Cと3つあるとします。ある会社が、説明会予約のための案内を出そうとしていますが、まずは全員には出しません。まずはAランクの大学生に出します。この時点で、BとCランクの大学生は予約ページを見ても満席が表示されて予約できません。そして、Aランクの大学生だけは空席状態で自由に予約ができます。

 

そして、Aランクの大学生に案内を出してからしばらく経過してもまだ全席埋まらない。ここで、初めてBランクの大学に案内を出します。だから、説明会予約の開始時期から遅れて、順次大学のランクが下がる学生が予約ができるようになっていく。そして、Bランクの学生でもまだ席が空いているとなれば、後日次はCランクの大学生が予約できるようになる。こういった流れです。つまり、Aランクの学生は学歴フィルターを全く感じませんが、BとCランクの学生はそれを如実に感じるでしょう。しかし、そこで諦めてしまう学生が多いんですね。だから、学歴フィルターだと悟った時点で、自分は参加できないと感じた時点で、もうその会社の説明会予約のページは一切見ない。その間に実は予約できる状態になっているかもしれない。とも知らずに。こういう現象があるので、学歴フィルターで説明会の予約が満席になっていて、それを実感した学生でも、後日また同じページを見てみると、あれ?空いているジャン!みたいなことがあるわけですよ。多くの学歴フィルターにひっかかった学生は、後日見ることはしないので、後日改めてアクセスしてみた場合には、競争率がかなり下がるので、容易に予約ができるみたいなことも起きているかもしれないのです。これが全てのケースではありませんが、ある人が暴露していた学歴フィルターの真実だそうです。だから、仮に説明会の予約ページが満席でも、その時点では参加不可というだけであって、後日まだチャンスがあるかもしれないのです。

 

そういった意味では、まさに学歴フィルターは諦めたらそこで試合終了ですね。学歴フィルターが存在して、それに阻まれても、そこで諦めないで後日また説明会予約のチャンスを窺ってみるのが、賢い就活生になると思います。学歴フィルターの真の仕組みはだいたいこんな感じになっているんだと思います。学歴によって予約ができるタイミングに時間差があるということです。学歴フィルターを使っている会社は、現実的にはそんなに多くないと思うんですよ。足きりとして使われているはずですから、足きりの方法は他にもあるので、別の方法をとっているところも考えられますし、学歴フィルター自体あまり使いたくないと思っているところもあれば、手間もかからないし、楽だし、大学名や学歴も重要な要素だと思っている企業は使っているような感じではないですか?一部の企業だと思います。だから、別に学歴がそんなに誇れないような学生が就職できないわけではないはずです。一般的には、学歴フィルターはMARCHや日東駒専関関同立などが基準になっているとされていますが、その基準も結構曖昧で企業によって違うと思います。国公立大学はどうなるのか?地方の駅弁はどうなるのか?といったボーダーをどこに設定するか?というのは、企業ごとに異なるからです。ボーダーといっても、結果的にボーダーは関係ことも多いですけどね。上位大学で説明会への参加者が少なければ、下位大学にもチャンスが回ってくるわけですから。だから、現実的には学歴フィルターのボーダーとか基準のようなものは存在しないのかもしれません。

 

 学歴フィルターは、実に巧妙にできていることがわかってもらえたと思います。上記で説明した学歴フィルターの仕組みは、以下の本の著者である海老原嗣生さんが話していたものです。この海老原さんは就職活動に関して、相当詳しい方で、学歴フィルターに関しても、仕組みを理解していれば、当初は満席で参加できなくても、いずれ参加できるチャンスがあるということを言っていましたから、この方の話は就職活動を有利に進めるために欠かせない、有効なテクニックが詰まっています。学歴フィルター、適性検査、インターンシップ、面接、エントリーシートなどにおける就活生が抱いている疑問、内定をとるためのコツ、企業が実際に採用活動で使っている手口を情報として知ると、そこから内定をとるために必要なコトを逆算して見出すこともできるでしょうし、こういったことは就活生の多くは知りません。したがって、就職活動において、他の就活生に差をつけることができる可能性があります。良かったら参考にしてみてください。

 

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