就職活動などでエントリーシートを郵送で出したり、メールで出す機会もあると思います。最近は説明会の終わった跡に書いて、そこで出して帰るという形をとっている企業もあるようですが、そういった場合はそこまで多くないのかもしれませんが、その場合にはその日のうちに出して帰るので、あまり問題になりません。ただし、郵送やメールで提出する場合には、だいたい締め切りがあるでしょう。その締め切りに間に合わすようにするのは大前提ではありますが、さらに言うと、締め切りのギリギリよりも、余裕を持って出したほうが良いのか?というのは気になるところかもしれません。それはどうしてそう思うのか?是非聞いてみたいのですが、私はそうは思いません。ギリギリでも、余裕を持って出しても、期限内であれば、評価はあまり変わらないんじゃ?と思います。いちいち提出日時などを記録しているとも思えないのです。面倒だと思いますからね。
そして、何でギリギリの提出と余裕を持った提出ほぼ同じ評価になるのか?については、以下で説明していきます。そもそもどうして余裕を持って提出したほうが評価が高いと思うのか?がまず不思議なんですが、それはギリギリになると、間に合わない恐れも出てきそうで、そういう人が社会人になったときに期限を守らないんじゃ?と会社が判断するから。という理由なのかもしれないですね。そういう懸念は確かにあるものの、そういう期限を守らない人間か?どうかを判断するための線引きこそが、そもそも期限になるわけじゃないですか?期限ギリギリ10分前とかに提出した人が評価下がるならば、じゃあ30分前は?1時間前は?2時間前は?と、キリがないです。だからこそ、1つの線引きをしないといけないわけで、それが締め切りであり、期限になるわけです。だから、1秒前だろうが、間に合ってさえいれば期限をちゃんと守る人間だという評価は貰えるはずですよ。1秒前がダメなら、10秒前もダメだろうとなるでしょうし、10秒前がダメなら1分前も十分危ないだろうとなるし、じゃあ、5分前だってそんなに余裕はないのだから、評価を下げるべきだ!みたいな話がずっと続くだけなので、線引きで完全に分けたのが締め切りの日時になっています。
また、これは私の判断基準ですが、早めに届いたものよりもギリギリになってから届いたものの方が、使える時間をしっかりと使って、最後まで考え抜いて書いてくれたのかな?と思うので、むしろ評価が高くなるかもしれません。例えば締め切りまでに10日の猶予があったとして、2日目にさっさと提出した人よりも、締め切り当日に提出した人の方が使える時間を目一杯使ってくれたので、より真剣に考えてくれた、熟考してくれたと私は思うかもしれないのです。実際、8日間もまだ残っているのに、提出するような人は、その8日間の間にまた何か書くべきこと、アピールポイントを思いつくかもしれないのに、それを放棄しているわけじゃないですか?筆記試験に例えるならば、30分くらい残して終わってしまって、残り時間ずっと寝ているようなものですよ。まだ見直しをしたりする時間は十分残っているのに、そういったことをしないで、寝ている学生と余っている時間があれば最後まできちんと見直しをする学生では、どちらが良いでしょうか?となります。現実的には2日で提出した人も締め切りギリギリの人も大して評価は変わらないと思いますが、少なくとも早く出したほうが良いと思うのは間違いだと思います。実際、早く出したは良いが、後であれを書いておけば良かった!と航海する可能性もあるので、そうなったときには1番悔やまれますよ。しかし、注意して欲しいのは、締め切りギリギリまでに仕上げれば良いと思うのではなく、一応先日くらいまでには仕上げられるようにしないと、期限に間に合わないという事態になりかねません。急ぐ必要はなくても、余裕を持ちすぎるのもよくないのです。
さて、エントリーシートは基本的に内容が大事です。評価の分かれ目になるのは内容ですから。そこで、エントリーシートについて、企業はどこを見ているのか?どういう基準で合否を決めているのか?どこをどうすれば評価されやすくなるのか?といった情報が載っているのが以下の本になります。エントリーシートは、就活生からすれば具体的にどういう評価基準で、どういうものが通過しやすいのか?といったことがほとんど分かりませんよね。そこで、企業で採用活動に携わってきた著者が、そこでの経験から、企業はどういう基準でエントリーシート、面接、その他選考で合否を決めているのか?どこを見て評価しているのか?そこからどういう風にすれば評価してもらえるのか?を導き出し、その点について解説をしてくれています。普通の就活生ならばまず知らないような情報ですし、こういった事実を知っていると、それをもとに就職活動を進めることが出来るので、評価ポイントが分かっている分、より内定を取りやすくなる対策ができるので、エントリーシートや面接などの通過率が上がる可能性があります。そして、他の就活生に対して差をつけられる分、内定の確率も上がるのではないでしょうか?良かったら参考にしてみてください。Amazonでの評価もかなり高いので、実際に読んでみた人は満足してみるいたいですね。
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