就職活動をしていて、選考を受けた後には通常メールにて合否結果が届くと思います。ただ、それがない場合もあるのです。それはサイレントお祈りと呼ばれているのですが、合否結果が届かない理由にはいくつかあると思います。合否の連絡が来ないのか?遅れているのか?の判断も必要ですが、通常は選考を終えて、1ヶ月以上経過して何も来ないというのであれば、それはいつまで待っても来ないケースもありますね。どうして連絡が来ないのか?というと、理由はいろいろとありますよ。最初から不合格者には送る気がない場合もあります。それは選考をする前に伝えられている場合もあります。合格者のみに連絡をすると。その場合には問題ないかもしれませんが、そういうことを言われていないのに、全く来ないという状況では気になりますよね。何で来ないのかな?と思いますよね。ただ、現実問題としては、連絡が来なければ不合格だったんだろうと察しがついてしまうので、そういう状況があると、じゃあ、連絡しなくても本人が気付いてくれるだろうと思えてくる面もあるのです。
普通に考えたら合否の連絡くらいはコピペメールでも良いからしてくれよ!と思うのですが、これはマナーとか、誠意の範疇の問題なので、企業に対して不満があったとしてもどうしようもないですね。法律上も問題なければ、ルールにもなっていない部分でしょうから。実際、多くの企業が同様に不合格者には連絡しないで、合格者のみに連絡していたら、それが普通になって、連絡をよこさない企業に文句を言う学生はあまりいないと思います。でも、多くの企業が連絡をしているから、相対的に少ない連絡をしない企業が非常識の烙印を押されているのでしょう。多数派が常識ということならば、確かにそれは非常識でしょう。ただ、そういう企業は一定数は間違いなく存在するので、これはどうしようもありません。どうしても気になるならば、私は問い合わせて良いと思います。そして、直接企業の人間から、合否結果を聞いて、それで納得しましょう。99%不合格だとは思いますけどね。気分が落ち着かないのがいやだという方は思い切って問い合わせても良いと思います。さすがにそれを無視するとか、教えてくれない企業は少ないと思いますけどね。ただ、結果は教えてくれも、理由はまず教えてくれないと思います。
基本的に1ヶ月以上経って、合否連絡のメールも電話も来ない場合には、これは不合格である可能性が高いですが、稀に違う場合もあります。それは補欠の状態になっているということです。補欠ですから、次の選考に向かわせるか?それとも落とすか?迷っている状態ということです。その選考で合格した人の中に辞退者がいた場合に、繰上げで合格させる可能性のある人が数人くらいいる可能性もありますけど、その人たちには合格とも不合格とも伝えておかないで、とりあえず保留にしているため、連絡が来ないというケースもないとは言えません。ただ、その場合でも、補欠になっているという連絡くらいは欲しいですよね。補欠になっているか?どうかはこちらには分からないわけですから。ただ、稀にそういうケースもあるので、早く諦めてはいけないということです。面接、エントリーシートや履歴書の書類選考、グループディスカッションなどを受けた後には、通常は1週間以内にメールで合否連絡があると思います。それがない場合には問い合わせるか?落ちたと思って諦めるか?がとれる選択肢になります。どちらにしても、連絡がこないともやもやした状態でしょうから、せめて合否は教えてよ!と思うでしょうし、速く教えてくれ!と思うでしょう。結果が分からないと、その先の予定が立てられませんから。結構多くの会社を受ければ、このサイレントお祈りには遭遇可能性がありますが、これはどれだけ非難してもなくならないでしょう。
そして、今後多くの企業で選考を受けていくと思いますが、そのときにはエントリーシートや面接などが中心になるでしょう。そういった選考における評価基準、採用基準って、知らないですよね?想像することはできても、なんとなくしか分からないと思います。そういった方に便利なのが、以下のような本なんです。エントリーシートや面接は、どこを見ているのか?どういうもの、人が評価されるのか?受かるためには何が必要なのか?こういった情報を多く学生は知りません。でも、それを知ることができれば、これらに通過する確率も上がりますし、内定を取れるチャンスも増えますよね。それを見事に添えてくれているのは本書になるのです。これは実際に採用担当者という立場から書かれたもので、企業が実際に使っている採用基準、評価基準について暴露されています。なんとなくエントリーシートを書いたり、面接を受けている人が多いかと思いますけど、そういうやり方よりも、評価基準を知ったうえで、どこを見られているか?どうすれば評価されるのか?といった、やるべき対策が分かったうえで臨む方が間違いなく良いですよね。それを丁寧に解説してくれているのが本書です。評価基準はこういう風になっているから、ここをこうすると評価されて、内定が取れる確率も上がるよ!というアドバイス的な部分もあるので、こういう情報はなかなか手に入りません。今回紹介した本などを参考にしないと知りえないものですから、これを知っていると、他の就活生のライバルに差をつけることができます。本気で内定が欲しい方は、良かったら参考にしてみてください。
内定力2017 ?就活生が知っておきたい企業の「採用基準」?
- 作者: 楠田祐
- 出版社/メーカー: マイナビ
- 発売日: 2015/08/01
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