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公務員試験の教養、専門で捨て科目は作らないで捨て範囲を作る

公務員試験においては、全体で30科目くらい勉強しないといけないため、普通はいくつか捨て科目を作ると思います。捨て科目は、30科目あれば、数科目でしょうか、5科目以内に留めたいところですが、作らないという手段もあります。捨て科目を作らないで済む人は良いですし、実際にそういう戦略をとっている人もいます。実は捨て科目を作ることは公務員試験においては常道とされていますが、作らないという選択肢も十分歓迎できるものです。それは科目としては捨てないが範囲として捨てるというものです。例えば、民法をやるときにに得意な部分、普通の部分、苦手な部分があるはずです。民法が全部苦手という人は考えづらいのです。民法が苦手という人は多くいますけど、それが全部苦手という方はそれほど多くないでしょう。少なからず理解できる部分があるはずです。だから、そこだけはやる。残りの部分は捨てるという風に、科目全体で捨てるのではなく、一部分はやって、残りは捨てるというやり方はオススメです。

 

これを徹底していくと、科目全体で捨てないといけない科目はほぼなくなります。通常ならば、5科目くらい捨てていたところを0科目にすることができれば、わずかながらやったところが出る可能性もありますし、得点できる可能性もあります。全体の点数を数点底上げすることにもつながるのです。多くの受験生が捨て科目に挙げそうなのは、数的処理、自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)、そして経済原論、民法行政法、刑法、社会学あたりでしょうか?苦手だから捨てるという人もいれば、あまり出ないから捨てるという人もいます。出題される試験種が少なくて、かつ出題数も少ない科目です。自然科学とかはですし、社会学、刑法や労働法もそうですね。受ける試験種にもよりますけど、出ない可能性が多い科目は捨てたくなりますね。ただ、自然科学はできるだけ捨てない方が良いと思うのです。

 

それは出題数は少ないです。出ても1問とかですが、どこでも出題されるというのがありますから。数学や物理や地学は一部でないところもありますが、自然科学は基本的にどこでも出ますから、全体としては捨てないで、部分的にはやる。そして、残りを捨てるという戦法が良いのではないでしょうか?社会学特別区国税とかでしたっけ?刑法は一部の地方上級と国家総合職や裁判所職員、労働法は地方上級と労働基準監督官で主に出題されるはずです。これらの試験種の中から、自分は受けない。だから、ほとんど出ないというのであれば、捨てても構わないでしょう。例えば、自分は国家総合職も裁判所職員は受けないのならば、刑法はやらなくても良いかもしれない。地方上級で出るところもありますが、2問ですし、やらなくても1点くらいはとれそうなんですよね。そして、やっても間違える可能性がある。裁判所や国家総合職でも、選択科目だったとおもうので、それを選ばないという選択肢もあります。

 

そんな感じで、受ける試験種によっては自分は特定の科目はほとんど使わないというのであれば、効率性重視で捨てるのはありかもしれないですが、満遍なく出そうな科目については、自然科学などはそうですけど、できるだけ捨てないで、一部分だけもやりましょう。その一部分というのは頻出範囲でも良いですし、自分が得意そうなところ、理解できそうなところでも良いですし、そうやって全部丸ごと捨てないという工夫が本番での点数を底上げして、合否を変えるかもしれないのです。教養試験、専門試験合わせて、5科目くらいは捨て科目を作る人もいますが、できるだけ作らない方が合格に近づけると思います。捨て科目を作ると合格できないわけではないですし、それぞれの戦略が合って良いと思いますけど、捨て科目を作る際には参考にしてみてください。

 

あと、以下で紹介する本も捨て科目を作るか?作るときにはどれが良いのか?についての参考になると思います。公務員試験の膨大な科目の中で、どうやって勉強していくか?何を優先的に勉強していくか?といった計画や戦略の部分について解説してくれていますし、オススメの参考書等も載っていたと思います。30科目くらいある公務員試験の筆記試験の勉強は適当にやっていても受からないですし、間に合わない可能性もあるので、勉強を始めるにあたって、これからしていくにあたって、1度読んでみると参考になる部分もあると思いますし、勉強が効率的に捗って進められるのではないか?と思います。公務員試験の勉強は科目がかなり多いので、勉強方法についてもテクニックが必要で、効率化を求めていかないと受かるのが難しいようになっているのです。

 

 

公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法 2016年度版

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