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公務員試験の面接で受かる人、採用したい人に関する疑問

公務員試験の面接に受かる人というのは、どういう人なんでしょうか?なかなか難しいとは思いますけど、参考書にはそういったことも書かれています。例えば、以下で紹介する面接対策本には、公務員の採用側が欲しい人材について書かれています。どういう人が欲しいのか?というと、とにかく公務員を辞めない人だそうです。公務員って、結構辞める人が多いということなんでしょうね。離職率も高いのかな?公務員は勝ち組だなんて言われることもありますが、そうは思えない人が多いということでしょう。だから、せっかく採用してもいずれ辞めるような人はいらないということなんでしょうね。だから。辞めそうにない人を選ぶと。この本にもそう書かれています。面接でどうやったら、辞めない人ということをアピールできるのか?それは以下の本にも書かれているので、是非読んでほしいですね。面接対策本の中では、公務員試験のどの試験種にも対応できて、頻出な想定質問とその回答なども多く載っていて使い勝手の良い本だと思います。

 

面接・官庁訪問の秘伝 2016年度採用版 (公務員試験)

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辞めない人をアピールする方法は、だいたいのところは多くの人が言うのは、やりたいことや実現したことがはっきりしているという風に書かれることもあります。確かにそういうやってみたい仕事とかがないと、何のために公務員になるのか?分からない。という面もあるのでしょう。そして、明確な目標のようなものがないとすぐに辞めてしまうかもしれない。だからこそ、そういうことを面接でアピールした方が良いと言うのではないでしょうか?言わんとしていることは分からないでもないのですが、それが辞めないアピールになるのか?というのは、ちょっと疑問でもあります。やりたいことがないよりはあった方が良いだろうけど、だからといって、そういう人が公務員の仕事を簡単に辞めないとは言いがたい。むしろ、辞めやすいんじゃないか?と思える面もあります。それは何故か?というと、やりたいことがやれる保証はないからです。

 

公務員って、先ほども言いましたけど、世間一般のイメージは勝ち組じゃないか?と思います。でも、辞める人が多いんですよね?それは何故でしょうか?ギャップに苦しんでいるからじゃないでしょうか?要するに、世間一般のイメージで公務員になったはいいが、実際は思っていたのと違うと。残業は多いし、しかも給料は払われないし、休日もあまりとれないし、住民から文句を言われることも多いし、みたいな感じで、公務員になったら定年まで気楽に勤められるんだろうなー!と思っていたら、全然そうじゃなかった。公務員になった意味ないじゃん!と、公務員になる前の期待と現実のギャップにより、幻滅を感じ、やる気も失い、辞めてしまう。そういうパターンは多いように思います。それと同じことが起きそうなのです。やりたい仕事とか、実現したことが明確に定まっている人は、それを1番の目標にして公務員として働くわけですよね。でも、ご存知かと思いますけど、公務員は仕事は自分で自由に決められないし、やりたくない仕事、興味のない仕事も当然やらなければいけないのです。

 

はっきり言えることは、そういうやりたくない仕事を任されるときの方が間違いなく割合としては多いです。すると、特定の仕事をやりたくて公務員になったのに、それができない、やらせてもらえない。そんな状況が続いたら、いずれ辞めるんじゃないか?と。さっきと同じパターンですよ。公務員になる前に抱いていた期待となった後の現実の違いに戸惑い、自分はこれがやりたくて公務員になったのに、できないんじゃ意味がない!と辞める人もいそうです。勿論、我慢して続けていればそのうちできるかもしれないですけど。そこまで待てるでしょうか?そういうギャップがあればあるほど、辞めるリスクは高くなると思うのです。だから、公務員に対して過度な野望や熱意を持っていることは、場合によっては逆効果になりかねないってことですよ。実際、まだ公務員として働いていない受験生は、現実の公務員の働き方をなんとなくしか分かっていないと思うので、過度な期待、熱意を持っていればいるだけ、いざ公務員として働いたときに、ギャップがのしかかってくる、そしてそれに押しつぶされてしまう危険性が高いということなのです。

 

そういう意味で言うと、特にやりたいことはないです。という、一見するとすぐに辞めそうな人ほど、どんな仕事を任されても気持ちの揺れがないわけじゃないですか?これをやりたいと思っているのに、なかなかその仕事にめぐり合えないもどかしさとかないですよね。どんな仕事がきても、変わらぬモチベーションのまま淡々と仕事をしそうですから、仕事内容に納得がいかないとか、任された仕事によってモチベーションを下げるとか、そういうのがないと思います、だから、辞めにくいとも言えないですけど、簡単に辞めるとも言いがたいと思います。明らかに熱意に溢れている人と比べて、辞めやすさはそんなに変わらないんじゃないか?と思います。面接官は熱意を感じる人、志望度が高そうな人ほど採用したい傾向にあるのかもしれませんが、現実には、そういう過度な期待や熱意を持っている人は、面接官が恐れている辞めやすい人に当てはまっちゃうのでは?と思います。

 

公務員になってから辞めないためには、仕事について理解しているアピールをした方がよっぽど意味があると思うのです。私は公務員の仕事がどれだけ辛いか、どれだけきついか、を知っていますと。だから、公務員になってから、ギャップに苦しむこともありません。全て想定済みですと、面接の中で話せるような機会があれば、そっちの方がよっぽど辞めない人といえると思います。面接官がどういう人を辞めないとと捉えているのか?は直接聞かないと分かりませんけど。以下のような本を利用して、公務員の仕事内容やその大変さについて今1度理解しておいた方がいいです。その方が受かりやすいということもありまあすが、1度公務員になって辞めたくなりたい人なんていないでしょうから、そういう事態を避けるためにも有効だと思います。

 

 

公務員試験 公務員の仕事入門ブック 27年度試験対応 2015年度 (受験ジャーナル特別企画2)

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