特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

特別区Ⅰ類を中心に、公務員試験の難易度や勉強方法を紹介していきます。※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

【当ブログでは記事上部や下部、サイドバーなどでアフィリエイト等の広告の掲載をしています。】

「家が近いから」がダメなら就活で志望動機なんて作れない

就職活動をしていて、志望動機が上手く書けない、思いつかないという人もいるでしょう。そういった方はどうするべきでしょうかね?本音としては、金のためとか、そういうことになると思います。その中でもどうしてその会社なのか?というと、家から近いからといった理由かもしれないですね。家が近いことを理由に会社を選ぶのは別におかしいとは思わないですけど、家が近いからが理由で採用されるとも思えないのですね。家が近いっていうのは、非常に重要といえば重要だと思います。家が近いということは、会社までン距離が近いので、会社までにかかる時間も少ない。ということは、朝遅くまで寝られるから、よりぐっすりと眠れた状態で出勤可能なのです。家に帰るのも早いですから、その分寝る時間も早く出来ますし。家から遠い人と比べたら、より仕事に集中しやすいでしょう。

 

ただ、実際この志望動機を言っても採用される可能性は低いでしょう。多分、印象がよくないというのが主な理由じゃないでしょうか?私があくまでも人事担当者ならば、嫌な気分にはならないですよ。私も重要だと思いますもん。家の近さは。それに会社の経営者、所有者ならばともかく、そこで働いているに過ぎない、一従業員が「会社の志望動機」で、家が近いから。と言われて、そんなにショックですか?私にはその気持ちがよく分からないのです。家が近いからっていうのは会社に対して言っているのであって、自分(人事担当者)に対して言っているのではないから、そんなに変な感じではないと思うのです。あと、家から近いからが理由だと、同じく近い会社なら他にもたくさんあるから、どこでも良いんじゃないの?うちじゃなくても良いんじゃないの?という突込みが待っている可能性もあります。

 

ただ、これに関してはその通りというしかないですよね。はっきり言って、何を基準にしても1社にしか当てはまらない基準なんてないでしょう。今勤めている社員も自社にしかない魅力や特徴って言えるんですかね?他の会社には絶対にないような。そんなの言えるわけないんですよ。世の中の全ての会社を知らないから。だから、うちじゃないダメな理由を欲しがっている会社はおかしいと思う。世の中の全ての会社の中で、1つの会社にしか当てはまらないようなことなんてない!それは就活生も同じです。そんなもの探しようがないんですよ。家から近い企業というのは、確かに1個や2個じゃない。他にもある。だから、その志望動機がダメというのなら、他の志望動機も多分ダメでしょう。例えば「会社説明会に参加させていただいて、そこでの社員さんの方の対応が物凄く親切で、感激致しました」という志望動機があったとしよう。社員が親切な会社なんて山ほどあるだろう。つまり、他の会社に当てはまったらダメというのなら、志望動機なんて作ることができないのです。

 

家が近いからというのは、応募するが分からしたら間違いなく重要な要素です。面接官や人事の印象はよくないのかもしれないが、結局は印象の良し悪しの問題しか残らない。家が近いというのが志望理由で、じゃあ、他に家に近い企業があったらそこにするの?という突込みは的確じゃない。それはどんな志望理由にもその突っ込みはできてしまうから。そういう突っ込みをされるからその志望動機はダメというならば、志望動機なんてもう作れないということになってしまう。確実に人事から突っ込まれない、突っ込まれる余地のない志望動機を作るのはほぼ無理でしょう。突っ込む余地があってもあえて突っ込まなかったり、そもそも突っ込む余地に気付いていない場合もあるでしょうけど。家が近いからが主な志望動機で採用される確率は低いと思います。それは人事の印象が悪ければ、いくら家が近いからの志望動機の有用性を訴えたところで意味はないからです。

 

人事の印象で全てを決められるので、気に入らないと思われたらそんな人は採用されないのです。でも、すでに述べたようにその企業にしかない唯一無二の部分を探せ!というのも無理難題に近い。実際、就活生の作る志望動機は、結局のところ、他にそういう企業あるよね?じゃあ、ウチじゃなくても良いんじゃないの?という突込みがほぼ全てにおいて通用するはずだ。でも、その突込みをする志望動機としない志望動機があるらしい。何故こう違いが出るのか?はよく分からない。印象の良い志望動機にはあえてしていないのでしょうか?就活生の本音としては、やはり志望動機なんかない!というのが多いと思います。それを無理矢理何か探して作るのだと思います。大変ですけど、結局は突っ込まれる余地があっても、人事にとって、多くの人にとって、もっともらしい志望動機を作れということなんでしょう。

 

 

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)