特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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公務員試験を独学でやる場合の専門、教養両方と教養のみの勉強期間は?

独学で公務員試験を頑張っている人もいるでしょう。独学は予備校に通っている人と比べると、やや不利な部分もあるかと思いますけど、自分のペースで勉強していけるというメリットもあるため、一概に予備校に通った方が良いとも言えないかもしれないです。予備校の場合はある程度スケジュールが組まれているので、それに沿って勉強をしていけば、一応本番の試験までに間に合うとされています。予備校の場合は、どの時期に入学してもちゃんと本番までに合格できるレベルの実力をつけられるように日程が調整されているのです。だから、予備校に通っている人はそれに従っていれば良いのです。ただ、独学の人の場合は、そういう指針となるものがないので、どれくらいの期間を勉強時間に充てれば良いのか?まずそこが分からないかもしれません。

 

基本的には受ける試験種にもよりますけど、教養試験、専門試験共に勉強していく場合には、1年間くらいは見積もった方が良いです。大学に通っていると、いろいろな障害で勉強時間が確保できないこともよくあります。1年なくても十分可能といえば可能なんですが、そういった事情によっていろいろと狂ってくる可能性もありますから、それくらいの用意はしておいた方が良いでしょう。教養試験と専門試験の両方をやると、最低でも25科目くらいは勉強することになると思うので、非常に厄介です。本当は30科目以上あるのですが、多くの人は捨て科目をいくつか作るので、だいたい現実的にはこのくらいの科目数を勉強していくことになります。それだけの科目を勉強するのに1年足りるのか?と思う方もいるかもしれませんけど、1科目あたりの範囲は広くないですし、各科目である程度頻出とされている範囲しかほぼやらないので、1年で可能です。

 

また、公務員試験の場合は、多くの科目が最初から過去問題集を解いていく形になります。だから、参考書を読んでから、過去問題集を解くというやり方はしません。というか、それをしていたら間に合わなくなります。そういうやり方をするのは数的処理、経済原論など一部の科目くらいになると思います。参考書をまず読んでから過去問題集を解くというやり方をしなくても、全然解ける科目が多いですから、そこは大丈夫です。専門試験まで勉強すると、結構長い期間は勉強時間に充てるつもりで頑張らないといけないでしょう。逆に教養試験だけの試験種を主に受けようと思っている場合、1年もやる必要はないと思います。勉強期間が長いことに越したことはありませんから、それだけの時間勉強しても構いません。ただ、教養試験のみの場合は、便給しないといけない科目はだいたい半分くらいになりますから、勉強期間も半分くらいで良いのですが、教養試験は専門試験に比べて点数が伸びづらいです。専門試験の科目は勉強した分だけ点数が伸びやすいのですが、教養試験はなかなか伸びない傾向があるのです。

 

だから、単純に教養試験はその半分の勉強期間で足りるか?どうかは分からないのですね。目安としては半年ですけど、専門試験と教養試験の両方やる場合には、勉強量が多いですから、その分とらないといけない点数は減ります。ただ、教養試験だけの試験種の場合は、勉強すべき科目が少ないので、その分とらないといけない点数が高いのです。おまけにすでに述べたように教養試験の科目は勉強しても点数が伸びづらい科目が多いです。だから、全員がそうというわけではないですけど、教養試験のみの場合でも割と長めの勉強期間を考えておいた方が良いでしょう。教養試験が得意という人はもっと短くても良いくらいでしょうけど、大半は得意ではないどころか、むしろ苦手だと思います。それは教養試験のうち、約3分の1くらいを占める数的処理という非常に難しい科目があるからです。これが多くの受験生を苦しめているのです。この数的処理を克服できれば、教養試験はある程度点数がとれますけど、できない場合には、点数を合格点以上に上げていくのが非常に大変です。

 

そういうわけで、専門試験までやる人は最低でも1年間は勉強期間を用意しましょう。教養試験のみという方は、最低でも半年は用意することが必要ですけど、人によっては半年では足りないという可能性もあると思うので、もう少し長めに用意しておいたほうが良いかもしれません。特に教養試験のみという試験種でも、論文や専門記述の試験があるところもありますから、やはり半年で可能か?とうかというのはちょっと厳しいかもしれません。そういった意味でも、できるだけ余裕を持たせて、早めに勉強を始めていった方が良いと思います。

 

 

公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法【2018年度版】

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