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公務員試験の面接で「ここ落ちたらどうしますか?」と聞かれたら

公務員試験に落ちたら困る、だから一生懸命勉強しているという人が多いはずです。公務員試験の面接では、いじわるなのか?どうか分かりませんけど、「落ちたらどうする?」ということを聞いてくることがあります。割と頻出とされている質問です。落ちたらどうするか?そんなのは人の勝手だろ!と言いたくなりそうですが、そもそも何でこんなことまで聞くのか?そこもはっきりとした意図は分かりません。また、何て答えれば良いのか?その答えもありません。人によって回答は違うし、それで受かる人、落ちる人いるので、正解はあるのかもしれませんが、面接官によっても違うということが言えそうです。そもそもこの質問って、受験生自身の進路に関する質問なので、本来面接官にとってはあまり関係のない質問のようにも思えてきます。落ちた後のことはその人が自由に決められるわけですから、今受けている試験種では公務員にならないことが決定した後のことを聞く意味もよく分からないのです。

 

 

ただ、本気度を見ているという人もいます。公務員に対してどれだけ熱意を持っているか?を見ていると。その場合、再度公務員試験を受ける!同じ試験種を受ける!といえば、1番好印象なのか?というと、「民間企業の就職活動にシフトします」と言った人も合格している人はいるようなので、必ずしもそこだけを見ているわけではないようです。また、いくら熱意があったとしても、現実的に公務員試験を何度も受けられない人もいるはずです。そういう人は確かに熱意はある。公務員になりたいという思いはあるが、それを諦めないといけない現実的な問題に直面してしまう人もいます。だから、この質問の回答如何で熱意や本気度を測るというのは、難しい気もします。だいたい、公務員試験を来年も続けるか?民間企業の就職活動を行うか?のほぼ2択しかないでしょう。それか、今はまだ分からないとか、終わってから考えたいとか、態度保留の選択肢をあわせた3つくらいです。

 

この質問自体は、凄い余計なお世話的なもので、受験生の反応を見ているという説もありますね。それはこの質問をしたときにムッとしないか?とか、ちょっとした変化を察知しようとしていて、回答内容はあまり関係ないという説です。それもないとは言えないかもしれませんけど、この質問はある程度予想ができるものですから、それにびっくりしたり、ムッとしたりする受験生はほぼいないような気もします。ああ、来たか!くらいの感じの人が多そうな気はします。演技している受験生がほとんどでしょうから、当然ムッとしたり、面接官に嫌な印象を与える態度をする人はいないというか、出ないように心がけると思います。だから、そういう受験生の態度を仮にみたいのなら、予想できない質問をしないと無理なのでは?と思います。

 

予想できる質問ならば、受験生も慌てないし、対策もしてくるから、態度にも出づらい。そこを見たいのならば、別の質問に順次変えていく必要はありそうな気もします。真意は分かりません。回答内容をある程度チェックしているのか?態度を見ているのか?少なくとも、回答のパターンはすでに紹介した3つが基本になると思います。どれを選んでもはっきり言うと、その人の自由ですからね。落ちたら、受かったところの中から選ぶというのも別に選択肢としてはありでしょうからね。落ちたら、来年もまたここを受ける!というのが、1番熱意としては感じられそうな回答にはなりますけど、別にそう答えない人がいても不思議じゃないし、お金の問題とかもあるから、また来年受けたくても受けられない人もいる。熱意を見せようにも見せづらい人もいる。

 

私の中ではですけど、落ちた後のことは落ちてから考えたい。今は残っている試験に集中したい。と答えるのが1番ではないか?という気もしますけどね。公務員試験を受けるときに、全部落ちたときのことを考えておくのは別におかしいとは思わないし、賢明な準備と言える面もあると思いますけど、最初から受からない気満々みたいな意思というのも、何か消極的すぎると思えなくもないですからね。正解はないので、どういう回答を選ぶか?はあなた次第です。公務員試験の面接対策をするときには、以下の参考書を使うと効果的かもしれません。本書は公務員試験の面接対策官庁訪問対策の全般において力を発揮してくれる一冊です。特に「公務員試験の面接官が採用したいのはどんな人?それを面接の中でどうアピールしていく?」という箇所が1番読んでいてタメになったような気がします。公務員試験に受かるためには、受かる人材であることを面接官にアピールする必要がありますけど、それが分かりやすく解説されているので、是非多くの方に読んでもらいたいと思います。

 

 

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