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横浜市の専門時事論文の対策をするときの考え方のコツ

横浜市の一次試験は択一試験は教養試験のみです。したがって、専門試験は択一試験ではありませんが、専門時事論文という形で出ます。だから、横浜市の受験生は専門試験の勉強をしなくても良いということではなく、勉強はある程度していかないといけないでしょう。横浜市の専門時事論文は、法律、政治、経済、経営、社会、教育の6つの分野から1題を選んで回答していきます。実際、過去の出題例を見ると、専門試験の勉強をしていないと書けないテーマが多いです。専門時事論文と名が付いていますけど、ほとんど専門記述に近いような試験のように思います。過去のテーマを数年見てみても、明らかに専門的な知識がないと書けないようなものばかりです。専門試験の勉強をしていれば、ある程度知識はつくでしょうけど、それだけでは書けない。ちゃんと論文として書けるように、知識を使う練習をしていないと、論文用に応用した知識を持っていないと書くのはきついと思います。

 

だから、専門試験は択一がないといっても、勉強していないと厳しいと思います。横浜市意外も受ける方が多いでしょうし、他の試験種が専門試験も出題されるならば、当然、専門試験の勉強もするでしょうから問題ないかもしれません。ただ、他が全部教養試験のところだけを受けるなど、教養試験のみの対策しかできていないと、横浜市は非常にきついと思います。ただ、全部が全部専門科目の知識が必要か?というと、そうでもなくて、この6つの分野の中でも、社会と教育については、そういう知識がなくてもなんとか太刀打ちできそうなテーマが出題されています。この2つの分野については、一般的な教養論文でも普通に出そうなテーマが過去に出題されているのです。例えば、社会分野で言えば、フリーター非正規雇用の問題、教育では、道徳の教科化などの時事的なテーマが多いです。

 

少なくともこの2つのテーマに関して言えば、多少の予備知識があれば、書けることも多いのではないでしょうか?特に社会分野の雇用、労働関連のテーマについては、教養論文の勉強でも当然勉強していることでしょうから、ある程度書けることはあるはずです。専門試験の勉強をしていれば、当然他の分野のテーマについても書けることは多いでしょうけど、やっぱり専門記述みたいな感じですから、その難しさはありますよね。択一の勉強の仕方ではこの専門時事論文はあまり上手くかけないと思うので、専門記述同様に論述式の勉強も取り入れていく必要があります。専門記述みたいに、ある程度定まった答えがある分野ですから、その分点数が見込みやすいというのはあるかもしれません。逆に社会と教育の分野は通常の論文同様、あまり決まった正解というのは、存在せず、いくらでも解答が生まれやすいテーマが多いです。

 

だから、通常の論文の勉強さえやっていれば対応できるテーマが多いと思います。2つあるので、そういった意味では、どちらかに絞ってみるというのもありかもしれないですね。他に国税とか、都庁とか専門記述試験がある試験種を受験しないというのであれば、専門記述の勉強はしないで、この社会と教育の分野だけを見据えて、通常の論文の勉強をしていくというやり方でも問題ないかもしれません。専門記述の勉強はやっぱり大変ですよ。専門試験の択一の勉強もしている人が多いでしょうから、そちらに生きるといえば、生きる部分はあると思いますけど。横浜市にどうしても受かりたい方は、そりゃ専門時事論文に対する専門的な対策(6つの分野のうちどれが来ても大丈夫なような対策)をしていくべきかと思いますけど、そこまでではない。第1志望ではない場合には、教養論文の勉強で書けそうな分野を選んで解答していくやり方でも通用するような気はしますけどね。横浜市は本当に出題が特殊なので、大変だと思います。他の試験種と上手く折り合いをつけながら、効率的な勉強ができると良いですね。

 

 

 

 

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