特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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試験日程変更で国立大学法人の難易度、合格点は下がる?

国立大学法人の試験日が2015年から大幅に変わります。就職活動の後ろ倒しに合わせた格好になるのでしょうか?2015年はとりあえず8月の23日に一次試験が行われることになりました。8月の後半の時期ですから、物凄い暑いですよね。この時期に一次試験となると、大変だと思います。ただ、例年は5月の半ばくらいだったので、約3ヶ月も後ろ倒しになりました。ただ、この日程変更は人によっては、やや嬉しいことかもしれません。特に国立大学法人を第1志望にされている方にとっては、試験実施日がこうやって遅くなったことは紛れもなく有利になる材料だと思います。それは試験日が遅くなればなるほど受ける人が減るだろうと思われるからです。5月の段階では、まだみんな一次試験を受けている段階ですから、国立大学法人は日程も被っていないですし、教養試験のみで受けられますから、多くの方が受験しにくると思います。

 

ただ、8月の後半の時期になると、すでに面接試験を終えて、内定が出ている人もいるのではないでしょうか?最低でも東京都庁、地方上級あたりはもう内定が出ている人も多いでしょう。そうなると、彼らの中には国立大学法人をそこまで志望していない人も多いと思われます。すると、まだ内定がない状態ならば、受ける可能性も十分あると思いますけど、内定が出ていて、国立大学法人への志望度が高くないなら、あえて受ける必要もないので、受ける人が減ると思うのです。従来の5月に実施されていたときよりも、受ける人の数は減るんじゃないか?と思います。増える要素もないわけではないですね。5月のときよりも3ヶ月も遅くなったので、勉強を始めるのが遅れていた人が従来なら間に合わなくて受けられなかったのが、受けられるというケースもあるでしょうし。ただ、前者の方が多いような気はします。

 

したがって、わずかながら受験者は減るんじゃないかな?という予測をしています。国立大学法人は元々倍率が凄い高いですからね。一次試験の倍率は7倍以上あって、これは公務員試験の中でもトップクラスの高さだと思います。筆記試験もこれだけの高倍率なわけですけど、面接試験の方もかなり倍率は高そうなので、国立大学法人はかなり難関な試験種になると思います。そういったわけで、国立大学法人は今後は多少受験者が減れば、倍率は下がると思うので、難易度も多少下がるのかな?と見込んでいます。筆記試験の問題は、別に難しいわけではないのですが、ボーダーがかなり高いのですよ。それは先述したように倍率が高いからです。だから、自動的にボーダーも跳ね上がってしまうのです。教養試験のみですけど、7割近くいるみたいなので、かなり大変だと思います。

 

教養試験でこれだけの点数をとるというのは、結構きつそうです。というか、きついですよ。数的処理が苦手な人にとっては、それだけでアウトになりかねない点数が要求されます。そのボーダーも多少下がれば良いなと思っていますけど、どうでしょうかね?1点くらいは下がるかもしれませんね。教養論文が課されませんから、教養試験のみで一次試験の結果が決まるので、挽回する材料がないという意味では厳しい試験種だと思いますよ。それが来年以降幾分かマシになれば良いなと思います。国立大学法人は8月の後半ですからね。理想を言うのならば、それまでに1つくらい最終合格をしている試験種を手に入れておくのがベストでしょうね。国立大学法人の志望度が高い方も、国立大学法人を受ける頃にまだ決まっていないとなると、この時点で受けられるのは国立大学法人と市役所試験くらいしかないので、非常に厳しいと思います。

 

どちらも倍率も高く、難易度も高い試験種だと思うので、詳しくは「公務員試験は、国立大学法人と市役所試験の難易度が1番高い - 特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ」の記事を見てほしいのですが、このあたりは非常に難しいですよ。ですから、余裕を持って受けるためには、1つでの最終合格までいけるようになんとか頑張ってほしいと思います。国立大学法人は申し込みをするときに例年、いきなり志望動機を記入させられるので、注意してください。確か200字だったかな?面接の前にも勿論、面接カード等に書かされることになると思うんですけど、試験の申し込みをする段階で、筆記試験を受ける前の段階で、パソコンから入力しないといけません。そのときには以下の本がオススメです。これは国立大学法人で実際に働いている方のインタビューが載っていて、具体的な仕事内容や魅力、やりがいといった受験生が気になることについて語ってくれています。国立大学法人の志望動機を作るのに悩む人が多いと思うのですが、それは実際何をやっているのか?仕事内容が漠然とし過ぎていて、イメージできないからというのもあると思います。本書を使うと、かなりヒントになると思うので、是非オススメしたいと思います。

 

 

国立大学法人等職員採用試験攻略ブック 27年度 2015年度 (別冊受験ジャーナル)

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