公務員試験の中でも最もメジャーかもしれないのが地方上級ですが、この地方上級は筆記試験は教養試験と専門試験があり、非常にレベルが高いです。どちらも難しいんですけど、特に専門試験の中には理解が難しい、なかなか点がとれない科目が多いかもしれません。そうなれば、地方上級を受ける予定の受験生は捨て科目を考えるのではないでしょうか?地方上級は専門試験は全40問くらいが多いのかな?そのうちの何問か分は捨て科目として、勉強しないという手に出るのもありと言えば戦略的にはありかもしれないのです。しかし、地方上級の専門科目の捨て科目は何が良いのか?悩むかもしれません。基本的には時間をかけても、勉強しても点がとれそうにない、伸びそうにない、理解できそうにないというのが前提ですが、その科目が出題数が多い場合には、簡単に捨てると決めない方が良いかと思います。例えば、地方上級では捨て科目として民法や経済原論などがあると思います。
地方上級の捨て科目というと民法や経済は代表的になると思います。なぜなら、不得意な人が多いからです。しかし、民法や経済原論は地方上級でも出題数がそこそこあり、捨て科目にしてしまうときつい側面もあります。自治体にもよるだろうけど、それぞれ最低5問くらいは出るんじゃないでしょうか?捨てた科目は0点になるってわけじゃないから、両方で10問くらいあったても2問くらいはとれる計算になるが、非常に厳しい。少なくとも地方上級において民法と経済を2つとも捨て科目にしてしまうのは現実的ではないでしょう。では、どちらかならばどうか?地方上級で捨て科目を経済にする場合はどうか?というと、経済は社会科学とかにもかかわってくる科目で波及効果が高いですね。文系にとっては経済科目は本当に先入観で無理と思っている人もいるかもしれあいけど、マクロ経済とミクロ経済のどっちかはやってほしいかな?と思うのです。個人的にはマクロ経済がおすすめですけど。マクロ経済の方が暗記で太刀打ちできる問題が多いですから。経済が苦手な人にとって、地方上級の捨て科目として経済を選ぶ人にとっては経済全体を捨てるのではなく、マクロ経済とミクロ経済のどちらかを捨てるのならばまだ良い気がします。
そして、地方上級の捨て科目として民法はどうか?といと、こちらに関しても全体を捨てない方が良いと思います。民法Ⅰと民法Ⅱがあると思いますけど、全部の範囲の中で、確かに分かりづらい分野も多々あるけれども、分かりやすい部分、理解が可能な部分も少なからずあると思うので、そういったところを自分なりに見つけて、そこだけでもやってほしいと思います。それでも民法の半分くらいはできると思うんですよ。全部が全部難しいわけではないと思いますし、それぞれの人にとって十分理解できるという範囲があると思いますから。だから、地方上級で経済を捨てる人も民法を捨てる人も、全部捨てない方が賢明だと思います。地方上級の捨て科目としては刑法とかがおすすめですかね?刑法は範囲は狭いから勉強しやすいんだけど、理論の部分はちょっと理解が難しい。判例の部分は暗記だから楽だから、捨てない方が良いといえば良いのだが、出題数が少ないし、出ないところも多々ある。出ても2問じゃないですか?だから、刑法はやれるならやった方が良いが、地方上級の捨て科目として刑法を選んでも合点がいくかな?という感じです。でも、地方上級の専門科目の捨て科目は刑法のみくらいが本当は理想です。だから、地方上級で民法を捨てるのも経済を捨てるのも部分的であったとしてもあまり望ましくないのだが、効率性も重要なので、部分的だったらしょうがないと思います。全部捨てない限りは良いと思うんですよね。
先ほど経済原論は地方上級では捨てることはしないで、マクロ経済だけでもやってほしいと言いましたが、マクロ経済をやるときには1つオススメしたい参考書があります。それが以下なんですけど、この本の著者の石川秀樹氏はYoutube上で予備校レベルの授業の動画をアップしており、それが無料で視聴できます。Youtubeで「石川秀樹」と検索すればヒットすると思います。マクロ経済とミクロ経済の全範囲と思われる授業が数十個程度出てくると思いますから、それを最初から見ていくと良いのです。そして、その授業はマクロ経済では以下の本を使っているのです。この本がないと理解ができないわけではないものの、あった方が便利だと思います。ミクロ経済バージョンもありますから、ミクロまでやる人、またはマクロをやらないでミクロをやる人はそちらを買って、石川秀樹氏のミクロ経済の授業動画を見ても良いでしょう。ミクロ経済は計算問題がかなり多いのでややこしいため、経済が苦手な人にとってはオススメはしませんけど、やりたい人はそちらでも構いません。ただ、マクロ経済の方が理解しやすいかな?と個人的には思うので、以下の参考書と石川秀樹氏の授業動画は参考にしてもらいたいと思います。
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