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公務員試験の論文は模範解答や解答例の暗記と添削!作文との違いに注意!

公務員試験の論文は作文とはどう違うのでしょうか?この違いを認識してから勉強を始めた方が良いでしょうね。論文というのは、特に公務員試験の場合には、事実に基づいた考えを述べるものになると思うんですよ。そして、そこには根拠が必要です。作文というのは体験記みたいなもので、同じく事実に基づいたものではあるものの、そこに書くのは自分の気持ちとか、思いですよね。作文はすでに書いたことがあるでしょうから分かると思います。論文というのは、論理的思考をしながら書くので、根拠が必要で、根拠がないとそれは作文に近づいてしまいます。作文は根拠はいらないのです。強いて言うならば、自分の気持ちが最大の根拠になります。だから、自分が思ったならばそれが根拠で良いということになってしまうのです。しかし、論文は客観的に言えることじゃないと根拠にできないのです。作文は自分が1+1を3だと思ったなら、それを書いても構わないと思いますが、論文は客観性が重要なので、1+1=3というのは客観性がないので、不適切となるのでしょう。

 

ここが公務員試験の論文と作文の大きな違いであり、意識しないといけない部分になります。だから、論文はただの作文にならないように気をつけないといけないのです。そして、すでに話したように論文には根拠が必要なので、根拠を付け加えて構成を考えていかないといけません。そこで公務員試験の論文の勉強法ともかかわってきますけど、基本的には素人がいきなり勉強を始めて素晴らしい論文は書けません。多くの受験生は数ヶ月くらいしか論文試験の勉強期間をとらないと思うので、その時間ではやっぱり元々こういうのが得意な人以外は上達するのは難しいので、最善の策としては丸暗記です。受かることを最優先するならば、論文は参考書の模範解答の暗記になるでしょう。その暗記したものを各々出題されたテーマに合わせて、アレンジをしていく。そういったやり方が論文の場合には最善の方法になってしまう。それ以外をやろうとすると、数ヶ月の勉強期間では無理というか、合格点レベルの答案にはならないでしょう。

 

暗記がおかしいわけではありません。勉強の基本は暗記ですから。別に公務員試験の論文の参考書を暗記するときに、文章をそのまま暗記するわけではありません。公務員試験の論文の参考書の模範解答があればそのポイントを暗記するのです。それはもはや知識を暗記するのと変わりません。そして、ポイントを抑えたら、それぞれの論文のテーマによって、持っている知識を使い分けながら、必要なモノだけを動員して論文を書き上げていくのです。これにもコツがいりますから簡単にはいかないでしょう。つまり、公務員試験の論文の勉強法とは、参考書で知識やポイントを暗記して、それを使いこなすための練習(公務員試験の論文を書いて添削を受ける、評価をしてもらう)をしていくことが必要になります。2段階いるってことです。暗記の作業と暗記したものをテーマごとに必要に応じて動員する練習です。暗記に関しては参考書の模範解答を見たり、それ以外の部分を読んでおけば良いです。暗記したものをどう使いこなすか?の練習は、具体的なテーマに沿って公務員試験の論文を書いて添削してもらうのが良いと思います。これが予備校に通っている人はやりやすいですね。公務員試験の論文の勉強法として暗記はまず有効です。公務員試験の論文の模範解答を暗記するというか、ポイントを抑えて、必要なところ、使えそうなところを見抜いて頭に留めておくことがまず必要なのです。公務員試験の論文の参考書には解答例や模範解答もテーマごとに多く載っていると思うので、サンプルはたくさんありますから。勉強法はあくまでも公務員試験の論文の解答例や模範解答をパクるのではなく、必要な部分を拝借する意識ですね。

 

 公務員試験の論文の勉強をこれからしていく方は以下の参考書をおすすめしたいと思います。私も使っていたシリーズですが、結構使えると思います。論文自体初めて勉強するという方でも分かりやすい、初心者でも初歩から始めて合格レベルの答案を書くまで仕上げられる一冊になると思います。あらゆる試験種に対応可能です。本書の特徴としては20個ほどの頻出テーマを挙げて、それぞれごとにそのテーマで論文を書くために知っておかないといけない知識やポイントがまず解説されており、最後に実際に出たテーマに沿った論文の模範解答が載っていて、そのテーマの論文を書くときに満たさないといけないポイント、入れないといけない内容などの細かい部分も書いてくれているので、実際に出た論文の問題を通して、こういう風に書けば良いのか!というのが分かると思います。これ一冊を完璧にやると、知識の暗記、ポイントのインプットは十分でしょう。あとはそれを使って論文を書く練習、持っている知識を使いこなしていくための訓練をしていくと良いと思います。良かったら参考にしてみてください。

 

 

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