公務員試験や就活をしていて面接に受からない、落ちまくるという経験をしている人は少なくないと思います。面接に落ちると、原因がはっきりしないため、何が悪いのか?と悩みが解決しない状態になると思いますが、実は考えすぎるのもよくないと思います。というのも、就活などの面接に通らない、受からない原因や特徴はある真実があります。それは原因自体はあなたの面接能力の乏しさではない可能性もあるからです。企業が採用者を決定する際に用いるおおまかな基準が2つあると思います。それは1つが能力的に優れていること、2つ目はうちの会社の雰囲気に合うことです。つまり、後者が理由で落とされている場合には、能力が低いから落ちたのではなく、単に運が悪かった(受けた会社と自分の相性が悪かった)というだけでしょう。つまり、面接を受けていて何十社も落ちまくっているという状況ならば、前者が原因になっている可能性は高いかもしれませんが、1せいぜい10社くらいまでならば、後者が原因である可能性もありますから、とりあえず就活を続けていきましょう。それで受かるようになれば、やっぱり受けた会社側悪かっただけなんだ!となります。ただ、自分でも明らかに面接の能力が足りないと自覚しているケースは別です。
しかし、それでも就活の面接に全く通らないようなケースでは、さすがに運が悪かっただけでは済まされない状態でしょう。それはあなたの面接能力の方に原因があるかもしれないのです。この場合、どこを直せば良いのか?就活や公務員試験の面接に通過できない人は何が原因なのでしょうか?これは私の推測も一部含みますが、面接官はさほど話しの内容は重視していないと思います。よほどのものじゃなければね。つまり、話の内容の優劣というのは本来はつけられません。感覚で判断するしかありませんから。そうなると、面接官が重視しているのは話の内容ではなく、話し方を含めた全体の雰囲気です。面接は入室して3秒で決まるといった格言がありますけど、それってつまり、話の内容ではなく見た目などの印象で決まっているということでしょう?面接に入っても結局は話の内容では面接官からして優劣はそこまでつけられないと思います。よほど稚拙な内容ならばともかく、そうじゃないケースが多いでしょうから。そうなると、差が出る部分っていうのは、ルックス(これはどうしようもない)、声(これもどうしようもない)、話し方、態度や仕草、説明の分かりやすさなどです。ルックスや声の質は間違いなく面接官の印象に影響を与えます。でも、この2つは今更変えられません。
そこで話し方、態度や仕草、説明の分かりやすさに重点を置くと良いと思います。話し方っていうのは、具体的に説明するのがまた難しいですけど、この人頭良さそうだなとか、そう感じる話し方ってあると思います。声の大きさ、話すリズム、抑揚の付け方などですね。私の印象だと、元2ちゃんねる管理人の西村ひろゆきさんの話し方はとても知能が高そうな、仕事ができる人に感じる話し方ですね。彼は実際ビジネスマンとしてはかなり有能ですけど。たまにテレビとか、ニコニコ生放送とかにも出ているので、彼を1つお手本にすると良いと思います。あくまでもお手本にするのは話し方です。就活の面接が通過できないというときには、話し方を改善すること、上手い話し方をする人を真似てみることがまず重要ではないでしょうか?あとは態度や仕草は大人しく、適度に身振り手振りを使えば良いと思いますが、説明の分かりやすさが重要です。つまり、話す内容の構成や順番が適当な人がいると思うのですが、そういう人は就活などの面接に落ちまくりという人に共通している気がします。
正解があるわけではないものの、結論を先に言って、その後に結論を担保する根拠を述べるというのが良いと思います。就活の面接に通らない、通過できない人はこの根拠がない、または薄い場合が多いと思っていて、根拠がただの感想になっていたりして説得力がない場合もあります。個人の感想が根拠で良いのならば、何でも言えますから。感想や個人の感覚以外に根拠が存在しない場合はしょうがないです。でも、できるだけ主観ではなく、客観的に言えることを根拠にすると、それだけ論理性と知性を感じさせる話し方になると思います。公務員試験や就活の面接に落ちまくり、全然受からないという人はこういった点を意識することが改善ポイントになると思います。誰にでもできることではないですが、改善する箇所すら分からないという人も中に入ると思いますから、就活の面接に通過できない、落ちまくりという人のヒントになってくれればと思います。
就活の面接で受からない人の原因や特徴、そして改善ポイントはすでに述べた通りなのですが、これはあくまでも私の推測も含んでいます、そこで、実際に企業側が考えていることから改善ポイントを見つける方法もあります。それが以下のような本ですね。こういった本は就職活動における面接官が採用に際して重視して折るポイント、採用基準、見ているところが分かるので、面接官が評価基準にしているところを改善すると受かりやすくなるということは言えるのではないでしょうか?自分のこれまでの面接を振り返ってみて、足りない部分があったのではないか?マズイ箇所があったのではないか?と考えてみて、本書の面接官が採用するときに見ているポイントや評価基準のところをよく見せることができれば良い印象を与えられますから、結果面接に通過する確率を上げ、内定が貰える可能性を増すことになるでしょう。公務員や就活の面接に通過できない、受からない人の原因や特徴を分析することも大切ですが、そもそも企業側が面接で見ている、チェックしているポイントを知れば、ピンポイントで評価を上げられる可能性がありますし、ダイレクトで評価を高められるかもしれないので、本書の情報を知っておくと、それだけで周りの就活生や公務員試験の受験生と差がつきやすくなります。こういう本の存在を多くの人は知らないでしょうから。良かったら参考にしてもらえばと思います。
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