就職活動をしている人の中には、アパレル業界で働きたいと思っている方もいるのではないでしょうか?アアパレル業界への就職はいろいろな評判があるので、それらをまず知ったほうが良いです。パレル業界はやはり他の業界とはちょっと事情が違う部分もあります。それは働ける人がいろいろな意味で限定される可能性があるということです。これはアパレル業界への就職をするにあたっての難易度を表す部分になるかと思いますが、いわゆるモデルの仕事に近い部分とかもあるかもしれませんが、アパレル業界への就職は容姿や見た目が特に重要と言われている面もあります。いわゆる顔採用もあるのではないか?ということですが、これは職種とかにもよる気がしますよ。販売を担う人の場合には、容姿や見た目が重要というのは、なんとなく分かる気もしないでもないです。しかし、企画、営業とかはもっと大切な部分が大いにあるので、アパレル業界といえども顔採用をしている可能性は少ないと思います。したがって、企業によりますよ。職種別の採用をやっているならば、職種によって顔採用の有無や容姿や見た目の重要度も全然違うはずです。
しかし、多くの場合、職種別の採用はあまりやっていないと思います。だいたい、総合職とかで採用して、若いうちは各店舗で販売の仕事から始めて、その後本部で企画や営業などを担っていくというパターンが多い気がします。全部が全部がそうではありませんが、よくあるパターンではないでしょうか?そうなると、新卒でも、転職でも、アパレル業界への就職では販売の仕事はまず多くが経験するだろうということです。特に若い新卒の人はその傾向が強いように思います。そうなれば、お客さんの前で直接接する機会が多い人たちを雇うわけですから、顔だけじゃなくて全身を含めた容姿や見た目はある程度重視しているとしても不思議ではないのです。アパレル業界は顔採用をやっているというよりは、全身を含めた容姿採用はやっているかもしれません。でも、やっているとしても、容姿だけで決めているわけではなく、それ以外にもちゃんと見ていて、その中に容姿も含まれているという感じだと思うので、容姿に自信がないからダメというわけではないと思いますが。したがって、アパレル業界は別の意味で難易度が高いところかもしれません。
ちなみにアパレル業界へ就職する際の評判で言うと、そもそも定年まで働くのがほぼ困難という現状があります。これは全ての会社に当てはまるわけではありませんが、アパレル業界は何歳まで働けるか?というと、30歳くらいまでとなっており、それ以降は独立して、自らブランドを立ち上げたりしないと厳しいとさえ言われているのです。つまり、アパレル業界への就職というのは、もはや独立のための修行という状況にもなっているわけですね。アパレル業界で何歳まで働けるか?というのは、個々の企業によっても違うため、何とも言えませんが、そういう可能性もあるということです。ちなみにアパレル業界の年収は平均400万円弱くらいと言われていますが、そもそも働ける期間が短ければ、あまりこの数字も意味がないかもしれません。アパレル業界の平均年収や給料は安くはないかもしれませんが、実働期間を考慮すると大分安く感じます。そして、何よりも大変なのは、アパレル業界での仕事内容にも関連しますが、特に販売員の仕事をするケースでは、その企業のブランドの洋服を常に自分で購入して、着て行かないといけない。店頭にいるときには特にそうですね。広告塔に自らがなるという感じでしょうか。シーズンごとにいろいろな洋服をそろえないといけないので、必要もない、欲しくもない服を自腹で買わないといけないのは辛いでしょう。
さらに言うと、お店によって販売のノルマがある場合には、話題になった自爆営業をさせられるケースもあるようです。アパレル業界でも自爆営業ってあるんですね。自爆営業っていうのは、ノルマが達成できなかった場合に、ノルマが達成できるまで自分で洋服を買うということです。つまり、売らないといけない分を自分で買って補填するということになり、実質給料のうちの多くがそういった部分に消えていくということもあるかもしれませんから、非常に大変な業界ですね。こういった点がアパレル業界に就職する際の評判になりますが、アパレル業界は就職する難易度よりも、まともに働いていく難易度の方が高いかもしれません。こういった部分は全ての企業に当てはまるわけではありません。そういう企業もあるということです。しかし、アパレル業界への就職は将来性が1つ問題になります。企業によって浮き沈みが激しく、そこまでメジャーではないドメスティックブランドなどを扱っているところは、数年後どうなっているか?分かりません。アパレル業界も競合が激しいですし、残るところとそうじゃないところの格差も激しいでしょう。アパレル業界への就職は将来性、今後どうなるか?という点を見極めたうえで受ける企業を決めないといけないということです。男性でも女性でも就職可能なのがアパレル業界ですが、就活をするにあたってはこういった点を認識したうえで受けていくと良いでしょう。企業や職種によっても結構働き方が違うので、アパレル業界では年収、毎月の給料、仕事がきついか?大変か?といった部分も結局はどういう企業で、どういう職種で働くか?によっても変わると思いますから、そこを事前に見極めるのは難しいでしょう。そういう業界ということだと思います。
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