特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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特別区の教養試験の推奨捨て科目は物理と化学だけど・・・

特別区の教養試験は一昨年の2014年からスタイルが大きく変わりました。トータルの問題数が減り、一部科目は出題されなくなりました。今後同じ状況でいくという保証はないものの、その傾向は続くのではないでしょうか?特に教養試験で目を見張るのは、従来3問出題されていた数学が消えたことです。自然科学は数学が消えて、物理、化学、生物、地学が合計2問ずつに変わりました。相変わらずッ自然科学の出題数が多いということには変わりありませんけど、数学はやはりあまり得意じゃない人も多いだろうし、勉強していない、勉強したくないという人も多いと思うので、それはそれで良かったかもしれません。特別区の教養試験はとりあえず半分を越えていればOKだと思うので、何問か捨て科目を作ることも許容されると思います。勝負は専門試験と論文試験ですから。

 

教養試験のうち、捨てても構わない科目があるとすれば、多くの方にとっては物理と化学じゃないか?と思います。これは苦手な人が多く、理解するのに、得点するのに時間がかかりやすいというのもありますし、特に物理ですね。物理は従来3問あったのが2問に減りました。完全に理系の考え方が必要な科目なので、文系の受験生にとっては非常に難関な科目だと思います。時間をかければできないことはないでしょうけど、消費する時間の割に合う科目とはあまり思えないのです。化学も同様の理由なんですけど、化学の方はまだ勉強する余地があるかな?とは思います。化学も文型の人にとっては厳しいのは変わりありません。本当に難しいです。ただ、暗記されすればなんとかなる部分も一部あります。全体の3~4割くらいは暗記でどうにかなると思います。物理にはそういう部分がほとんどありません。暗記で太刀打ちできる科目ではないのです。

 

個人の感じ方にもよるので、文系の人であっても必ずしも物理が太刀打ちできないとも限らないと思いますけど、全体の傾向としては、物理は時間がかかって、得点する可能性もあまり高くないのではないか?と思います。化学はすでに話したように、こちらも理解するのには凄い時間がかかりそうな範囲が多く、あまりオススメできる科目ではないものの、単純に知識を暗記するだけで得点できそうな範囲もあるため、そこだけはやっておいた方が良いのではないか?と思います。2問出るので、1問はとれる可能性もありますからね。物理にそういう範囲があれば、物理の方もそこだけはやって1点でもとりにいく姿勢を見せるのも良いと思いますけど。私も文系なので、あまり詳しいことは言えませんし、物理もそんなに詳しいわけじゃないので、1度物理の問題も見てみて、これは無理そうだと思ったら、さっさと諦めてしまうのもありかな?と思います。出来そうなところがあるのならば、そこだけをやっても良いでしょう。

 

化学については、私自身は範囲を絞ってやりました。全体の半分くらいだけです。計算問題とかは完全スルーで、知識を暗記するだけでOKな部分だけをとにかく過去問題集を使って何度も反復していきました。化学は本当に範囲を狭く絞ってやれば、そこまで時間はとられずに勉強できると思います。だから、物理、化学は捨てても構わないような気もします。自然科学は特別の場合は出題数が多いので、捨てるとマズぞうですけど、教養試験の重要度はそこまで高くないと思うので。教養試験は元々点数がとりづらいです。だから、5割を越えていればとりあえず問題ないと思います。専門試験は満点が現実的に狙えますし、あと教養論文でどれくらい書けるか?どれくらい点数がとれるか?という方がやはり重要だと思うので、教養試験はそれくらいの点数がとれるのならば、捨て科目を増やしてもなんとかなると思います。やっぱり論文の勉強をとにかく頑張ってもらいたいですね。