特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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横浜市の職員採用試験で説得力のある志望動機の例

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地方上級で受験される方も多いのではないでしょうか?横浜市は、非常に受験者数の多い自治体です。ここは教養試験のみで、問題も独自問題が出ることから、やや対策がきついかもしれませんが、面接試験はさらに厳しいかもしれません。面接は2次試験、3次試験と例年あるようですから、今後も同じ形で進んでいく可能性が高いです。その中で、いずれの面接においても聞かれる可能性が高いのが、やはり志望動機です。志望動機は公務員試験の面接では、当然聞かれますよね。特に横浜市に対する志望動機は明確に、はっきりとさせておく必要があります。ただ、当然志望動機というのはそう簡単に決められるものではありません。多くの方の心の中には、なんとなくこれ!っていうのはあっても、それが面接官から見たら評価されない志望動機である可能性も否定できませんから、「受かるため」の志望動機に改造しないといけないのです。

 

例えば、「横浜市職員採用案内「始動。」 就職セミナー講演内容 古林 直樹 (事務)」では、実際に今横浜市で働いていらっしゃる方の志望動機の例が載っています。

 

  横浜には魅力的な場所がたくさんあります。中でも、私が魅力を感じるのは日本丸メモリアルパーク付近から整備されている「汽車道」です。この場所を歩いていると、私はなぜかワクワクします。横浜市に入庁する前、この「汽車道」が、昔使っていたレールを残し、横浜市によって整備されたことを知り、「こういう街づくり市職員の仕事なのか。横浜市で働くのって何だか楽しそうだな」と思いました。
  
次に、政令指定都市である横浜市では、広い業務領域の中で独自の政策を計画することができ、数多くの業務を経験できることが魅力だと感じました。今は文化振興の業務を担当していますが、この他にも環境・福祉・税・戸籍など、市民の皆さまと身近な距離で、数えきれないほどの業務を経験できます。その可能性の広がりは魅力的であり、大きな経験を得られる職業だと思いました。
  
最後に、横浜が生まれ育った街だからです。生まれ育った街にはなぜか愛着がわきますよね。愛着を抱いている横浜で、市民の皆さまのために、より多くの方に横浜に愛着を感じていただけるように働くことは「絶対に楽しい」と考えていました。もちろん周囲には、横浜でない同僚もたくさんいます。入庁後、横浜への愛が芽生えていく職員はたくさんいます。

 

この人は実際に横浜市で生まれ育っているということもあり、自身で語っている横浜市の魅力がかなり伝わってきますね。なんとかいうかな?こう、話を聞いていると、情景が思い浮かぶというか、想像しやすいのです。そして、実際に自分が感じた魅力に実は横浜市の職員が深くかかわっていた。というのは非常に大きなきっかけですよね。横浜市の魅力とともに、横浜市職員の魅力までもが、凄い伝わってくる志望動機のように感じました。自分が受ける自治体、その地域の魅力を語れる人はいても、そこで働く人の魅力を語れる人はあまりいない気がするのです。この人の自分が感じる横浜市の例でいうと、自分が興味を汽車道が横浜にあって、その汽車道の整備にあたっていたのが横浜市の職員だった。その汽車道と整備をする職員を見て、「横浜市の街づくり」に興味を持ち、横浜市を志望した。という流れだと思います。非常に見ていて、流れがスムーズで頭に入ってきやすい志望動機だなと感じました。

 

横浜市は採用人数も割りと多いので、県外から受けてくる人も非常に多いと思います。したがって、別に横浜市出身じゃないから。という部分はさほど気にしなくて良いと思うのです。これは横浜市出身の人も、そうじゃない人も共通のことですが、やはり横浜市の魅力に惹かれて、公務員を目指したというよりは、横浜市の公務員として働くことに惹かれた。とした方が面接官としても、より評価してくれそうな気はします。皆さんは横浜市に住むのではなく、横浜市で働くので、横浜市の公務員として魅力を感じてもらわなければ、仕事がつまらなければすぐにすぐに辞めちゃうんじゃないの?といった疑念も面接官にあるかもしれませんね。したがって、横浜市だけに限りませんけど、数ある自治体の志望動機を考えるときには、この方の横浜市に対する志望動機というのは、非常に参考になる部分じゃないか?と思います。横浜市の面接を受けられる方は是非参考にしてもらいたいと重います。

 

 

面接・官庁訪問の秘伝 2016年度採用版 (公務員試験)

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