特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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神奈川県庁の合格者による面接での志望動機の例文

神奈川県庁は6月下旬の地方上級の試験のほかに、10月開催となった神奈川県早期チャレンジの2つで受験ができます。神奈川県庁は、首都圏の公務員試験の自治体としては人気で、毎年多くの受験生が受験しています。6月の試験でも、10月の試験でも当然、志望動機が必要になります。6月の試験は筆記試験に合格してからが主に志望動機を聞かれるのかな?と思いますけど、10月の試験は一次試験からいきなり自己PRシートというものを書かされるので、そこで志望動機が必要になり、一次試験の前からすでに志望動機を自分なりに考えておく必要があります。神奈川県庁は神奈川県民の方が中心になるのかと思いますけど、あまり「地元」だからとかは使わない方が良い気がします。地元だったら何なんだ?と思う面接官もいるような気がしますから。

 

したがって、地元じゃない人は勿論ですけど、神奈川県出身の人も自分なりに神奈川県庁で働きたい理由、働かないといけない理由というのを考えておく必要があります。神奈川県庁じゃないとダメな理由というか、神奈川県庁で何をどうしたいか?というのが直接の志望動機としてストレートではないでしょうか?実は神奈川県のホームページ(新採用職員へインタビュー - 神奈川県ホームページ)には最近、神奈川県庁を受けて、内定して、実際に働いている方の実際の志望動機が載っており、参考になると思います。

 

住民にとって、生活の基盤となる様々な業務を行っている行政の仕事に興味がありました。その中で神奈川県を志望した理由は、観光や歴史、自然など様々な側面を持っているところに魅力を感じたからです。また、県という広域的な自治体ならば色々な業務を経験できると思ったからです。

私は、東京の出身であり、東京都の市町村も受験しましたが、最終的には幅広い仕事ができる神奈川県を選びました。 

 

>自身が興味ある分野の仕事をしたいと思ったのですが、さまざまな分野の仕事に興味があり、できるだけ多くの経験をしてみたいと思ったからです。国の仕事はどちらかといえば専門的であり、市町村では市の区域に限定されがちです。県であれば、それなりに幅広く、多様な分野の業務ができると思い、志望しました。

 

1に目の方は県外からの受験ということで、地元出身以外の方も参考になると思います。この方は神奈川県に興味を持った理由と県内の具体的な市ではなくて、神奈川県を選んだ理由それぞれについてもちゃんと述べています。この方は、ここでは観光、歴史、自然などについてざっくりとしか語っていませんけど、本番でも同じようなことを魅力として話す場合には、具体的にどういうところがそれぞれ自分にとって魅力的なのか?そこまできちんと話さないといけないと思います。そこが本当に細かく、しっかりと具体性を持って話せれば、面接官も「この人は上辺だけの情報で神奈川県を志望しているわけではない」ということが伝わると思います。県外から受験する人は、特に神奈川県庁をあえて選んだ理由、地元以外を選択した理由について、いかに熱意があると伝えるか?そのためにはちゃんと調べて、これだけの知識や教養を持っていて、神奈川県のことについて知っているんです!ということをアピールしないといけないでしょう。面接官が唸るほどいろいろなことを知っていたら、この人は本当に神奈川県で働きたいのか。と思ってくれるのではないでしょうか?

 

2人目の方は「幅広い仕事がしたかったから」というかなりアバウトな感じですけど、一応、国家公務員じゃダメな理由と市町村の職員ではなダメな理由が述べられています。残念ながら神奈川県庁じゃないとダメな理由がないですけど。恐らく本番で話したのはこれじゃないと思います。この志望動機で受かるかな?というのが私の率直な感想です。一応、ここで紹介したいのは例ですから、参考程度になさってください。これを言えば受かるわけじゃないでしょうから。私であれば、神奈川県の魅力を知っているつもりですから、それを全国の人たちに発信したいですね。魅力とは何か?というと、いろいろあるんですけど、海沿いの景観とか凄い綺麗ですよ、2度鎌倉に行ったことがあるのですが、あの街の雰囲気というのは、なかなかないです。海も近いし、寺社などもあって、歴史も感じさせます。神奈川県の中でも、良い意味で異質な場所だなという印象です。そういった神奈川県の中の街の魅力を県外の人にも、できれば世界の人にも知ってもらいたいから。神奈川県を名声と内容を伴った状態で発展させたい!というのが私が神奈川県庁を志望するときの志望動機になると思います。

 

公務員試験の面接を受ける方にオススメしたい参考書が以下のものになります。こちらは公務員試験の面接全般に使えるオールラウンドな参考書で、個人的に評価できるポイントというと、「そもそも公務員試験の面接官はどういう受験生が欲しいのか?」について書かれている箇所です。本参考書には、「簡単に公務員の仕事を辞めない人」とシンプルに書かれています。それはやはり公務員も辞める人はそれなりにいるし、せっかく採用した人が辞めてしまうのは採用、教育、研修等にかかったコストがムダになってしまうことや採用に携わった人の責任問題にもなりかねません。面接官も人間ですから、リスクの少ない、自分の対馬が危うくなりづらい、そう簡単に辞めなさそうな人を選ぶ傾向にあると思うのです。本書では、そういう受験生に思われるためにはどうしたら良いのか?テクニック的な面の解説もありますから、是非多くの方に読んでいただきたい一冊です。

 

 

面接・官庁訪問の秘伝 2016年度採用版 (公務員試験)

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