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神奈川県秋季チャレンジは、従来よりボーダーは下がりそう

神奈川県早期チャレンジは2015年から実施時期を大幅に変えて、秋に行われることになりました。試験の内容それ自体は従来のものと変わらず、時期だけが変わったと思われますけど、時期が変化したことにより、様々な影響が受験生にはあると思います。そのうちの1つが筆記試験のボーダーがおそらく下がるのではないか?ということです。これは単純に時期がかなり公務員試験の中でも遅い時期に繰り下がったことで、受ける人の数が間違いなく減るだろうという予測が立つからです。実施気時期は従来の4月から10月になりました。4月というと、他の試験種の練習のためや神奈川県庁に合格するためのチャンス拡大のために受ける人が多くいたと思います。ただ、10月になると、先に行われる地方上級の神奈川県庁のⅠ種試験がすでに済んでいますから、神奈川県庁にすでに内定を得ている人は当然受けないと思います。

 

そして、神奈川県庁以外でも、別のいろいろな試験種はすでに試験を終了している場合もあるので、それらの試験種から内定を貰っていれば、もう受けなくて良いという人もいるでしょう。だから、10月に実施時期が変更になるということは、間違いなく受験者の数が減ると思うのです。そうなると、当然倍率も下がり、一次試験の合格ラインというのも従来の日程で行われていたときよりも下がる可能性は高いと思います。ただ、具体的にどれくらい下がるか?というのは分かりません。どれくらい受ける人数が減るか?によると思うので、とりあえず今年1年目が終了して、試験結果が出ないとちょっとなんともいえないと思います。従来の日程でのボーダーは発表はされていないものの、かなり高い点数が必要とされているようでした。おそらく最低7割くらいはいるのではないでしょうか?教養試験だけではちょっと難しいくらいの点数が必要でした。

 

しかし、今年からはこれが少しは下がるんじゃないか?と思いますよ。一次試験を通過させる人数が特に変わらないのであれば、受験者数の減少に比例して、一次試験の合格ラインも下がると思います。どれくえらい下がるか?というと、一概には難しいですけど、多少は下がると思うんですけどね。何点とか言うと、当たりそうもないのですが、2点くらいは下がるんじゃないか?と思います。元々のボーダーが異様に高いことでも勇名みたいで、この試験種は最終合格以前に、筆記試験を突破できるのがほんの一部の人間と、ある意味二次試験以降よりも筆記試験の方がよっぽど難しいと思われる珍しい試験です。だから、その負担が少しでも軽くなる、一次試験突破の可能性が少しでも出てくるのならば、朗報といったところかもしれません。ただ、多くの人にとっては、10月の時期だと、すでに内定を手にしていて、わざわざそのときに神奈川県秋季チャレンジを受けようとは思わないのではないか?と思うので、多数の人にとっては、ボーダーが下がっても、あまり関係ないんじゃ?と思います。

 

それにボーダーが下がるといっても、元の点数がかなり高いわけですから、下がったとしても依然として厳しい、非常に高い点数をとらないといけないことには変わりありませんから、多少厳しさが緩和されるといっても、やっぱり難しいですよ。それに一次試験は択一試験だけじゃなくて、他には論文と自己PRシートを書かないといけないため、教養試験が仮にボーダーを越えたとしても、それは足きりを免れたに過ぎず、一次試験通過が保証されるわけじゃありません。噂によると論文は分かりませんけど、少なくとも自己PRシートは教養試験の点数が一定以上ないと読まれないとされており、教養試験が事実上の足きりになっているのではないか?と言われています。教養試験は自分の手応えで分かるとしても、論文と自己PRシートの評価は自分で予想しづらいですし、特に自己PRシートの方は、何が採点基準なのか?もはっきりしません。

 

自分ではちゃんと書けたつもりでも、あまり評価されないかもしれないですし。一次試験でこういう民間企業のエントリーシートみたいな材料を書かせる試験種というのは、多分他にほとんどないと思いますけど、そういう不確定要素の強いものが課されているというだけでも、一次試験は難しいです。おまけにボーダーのかなり高い択一試験もあるので、非常にタフな過酷な試験になるといわざるを得ないでしょう。運ゲー要素がそれなり強いと思われるので、受けられる方は実力と同時に運がないとダメでしょう。いかに人事のお眼鏡に適う自己PRシートを書けるか?というのは、実力というよりは何ともいえない部分ですからね。秋にずれこむことになりましたが、もし受験される方は大変だと思いますけど、是非頑張ってください!

 

 

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