特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

特別区Ⅰ類を中心に、公務員試験の難易度や勉強方法を紹介していきます。

公務員試験は面接官次第で合否が決まり、手応えは当てにならない

公務員試験の面接を終えてそれなりの良かったとか、悪かったかの手応えのようなものがあるのではないでしょうか?それは当てになるのか?ということから話していきたいと思います。面接というのは、いろいろな面も含めてこれといった正解を導くことはできません。何が正解か?確実な正解と呼べる部分もあるのだろうけど、それはせいぜい礼儀やマナーと呼ばれる部分だと思います。この部分は正解があるというか、みんな意識して努力していれば、微妙に人によって振舞い方が異なっていたとしても、だいたいみんな同じようなレベルに達するはずなので、そこで差はほとんど生まれないのです。そうなると、面接での受け答えの仕方や受け答えの内容、またはそれ以外の部分で合否が決まることになると思います。

 

受け答えの仕方は、要は話し方の部分ですね。これは声の質とか、声の傾向とか、ある意味自分の努力ではどうにかしづらい部分ですね。改善できる部分もあると思いますけど、抑揚の付け方とか、話すスピードとか、声の大きさとか、ただ、これもどの程度合否にかかわるか?分からないし、具体的にどういう話し方が評価されるのか?というと、人によって違うんじゃないの?という気もしてきます。そもそも話し方がの差で評価を変えるのか?も怪しい。そして、受け答えの内容の部分は多くの人は面接対策本を見て、それをそのまま話すか?部分的にアレンジするか?分からないものの、話す内容はだいたい一緒でしょう。面接カードの沿った質問の場合は、面接カードの内容が違えば、質問も違うだろうし、答える内容も変わってくると思うのですが、そうじゃない場合はだいたい一緒じゃないか?と。そういう部分については差はあまり生まれなさそうです。

 

ただ、面接カードの沿った質問というのは、ある意味運ゲーですよね。自分で話す内容は選べるものの、飛んでくる質問を確実に予想するのは難しいし、面接カードの内容の時点で、面接官の評価が違う可能性もある。一方はアルバイトの話、一方は留学の話です。この題材の時点で差が生まれている可能性もある。面接官も人間だから、先入観で「またバイトの話かよ・・・。」って思っているかもしれないし、「お!留学だって!ちょっと面白そうだな!」と反応の仕方がまるで違うかもしれないし、その逆の反応もありえる。題材は各人が自由に選べるので、一見するとフェアなのだが、どういう題材がより望ましく、どういう題材は避けたほうが良いのか?分からないのならば、相当運ゲーの要素が大きい気がしてくるのです。分かりやすくいうと、3つ箱があって、それぞれに100万、10万、1円が入っている。その中から好きな箱を選んで中の賞金を持って行って良いと。これは完全に運ゲーじゃないですか?

 

そして、アルバイト、留学、ボランティアという3つの中から題材を選ぶときに、普通に考えたら、3つとも同じような評価をされるとは思えないし、題材選びに失敗すると、その題材の時点で評価が低い可能性もあるけど、それに加えて、題材によっては凄い難しい質問が飛んでくるかもしれない。それが事前に全く予想できない状態で選ばないといけないのならば、完全に運ゲーに近い状態と言えるでしょう。面接カードに自由に記入をさせて、受験生の受け答え振りを観察しようとするのは、コンピテンシー面接では当たり前のことなのだろうけど、筆記試験でいえば、全員が違う問題を解いている状況に等しい。全員が全員違う問題ならば、これも一見するとフェアなのだが、それで受験生が納得するだろうか?全員違う問題ということは、当然人によて同じ点数を取るときの難易度が変わってくるはずです。当然、実際にそんなことをしたらクレームの嵐だろう。でも、面接の場合はそれが許される。というか、クレームがきたなんて聞いたことがない。受験生によって飛んでくる質問は変わるし、解答によっての評価も面接官によって違うだろう。もっと言うと、面接官が受験生によって変わるというのが1番大きいでしょうね。

 

これを筆記試験で表現すると、採点者によって正解が変わるようなものです。実際はマークシートだから採点は人間じゃなくて機械がやっているんだろうけど、仮に採点を人間がやっていたとしたら、ある採点者のときにはある問題で1が正解だけど、採点者が変わると、同じ問題で5が正解になるようなものですね。面接試験の場合は、その答えた内容が絶対的な正解になるわけではないのだけど、全く同じことを答えているのに、面接官によってつけられる点数がまるで違う。それは実際は内容の部分だけじゃなくて、受け答えの仕方なども点数に含まれているんだと思いますけど、それも先ほど言ったように結局どのようにして答えるのが正解なのか?確実に言えないために、受験生としてはいかんともしようがないのです。

 

言いたいことはもっとたくさんあるんだけど、これまで長々と述べてきたように公務員試験の面接はというか、面接そのものが運ゲー要素が大きく、事前に絶対にこれなら大丈夫!と確信して実行できるものが限りなく少ないです。自分がこれ最高だろ!と思った面接が落ちたりすることはよくあります。その逆はないとはいえないもののあまりないのかな?と思います。ダメだったと思った面接が受かっていることはあまり聞きませんね。筆記試験は自分の力のみの試験ですが、面接試験は面接官の主観によって合否が相当程度変わってくるので、面接官との相性がよくなかったり、面接官と自分の価値観が違う(自分は自信を思って話した内容でも、面接官にとっては「オレはそうは思わない」と思われているかもしれない)場合には、確かに手応えはかなりあるかもしれないが、実は余裕で落ちているという可能性がある。

 

面接は公平に評価すべきものですが、どうしても人間がやっている以上、自分の考えや価値観に相反する内容のものは無意識のうちに高くは評価されていない可能性もあり、それが合否を大きく変えている可能性もある。そして、別の面接官ならそれを高く評価してくれているかもしれない。そういった理不尽なことは普通にあると思います。面接っていうのは、言ってしまえば、面接官がある程度正解を設定できる権限を持っているので、いくら自分としては正しいことを言ったつもりでも、面接官にとって正しいとは思えないものは多分あまり点数はつけてもらえないと思います。そして、面接官の設定する正解が事前には受験生には分からない以上、何を言えば正解なのか?間違いなのか?予想するのは非常に困難であり、ましてや面接の場以前の要素(既卒、高齢など)で評価がある程度定まってしまい、スタートの時点で不利を背負っている可能性もある。そうなると、実は予想だにしないところで評価が下げられていたり、上げられていたりする可能性も捨て切れないので、本当に自分の面接の手応えというのは当てにならないのではないか?と思いますね。