特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

特別区Ⅰ類を中心に、公務員試験の難易度や勉強方法を紹介していきます。

公務員試験の論文の構成の仕方、書き方のアドバイス

公務員試験の論文を書くときには、基本的には背景、課題、本論、結論を意識して書くと良いかもしれません。背景というのは、その論文テーマが出されるにいたった原因などです。例えば、少子化がテーマならば、何故日本は少子化になってしまったのか?どうして子供の数が減ってしまっているのか?その背景に存在する理由について述べると良いと思います。そして、課題というのは、その論文テーマが存在することによって、どういう弊害が日本、またはその地域で起きているのか?について書くべきでしょう。例えば、少子化について書くのであれば、少子化が存在するとどういう問題があるか?実際、子供が減るだけでは問題は起きませんから。子供が減ること=問題として捉えるのではなく、子供が減ると、どういうメカニズムによって、日本全体に問題に引き起こすのか?それを説明しないといけません。子供が減ると、将来の働き手がいなくなり、労働人口が減って、経済が衰退する。といった理由付けが必要です。

 

だからこそ解決しないといけない問題という風になりますね。そして、本論になります。ここは1番大切です。ボリューム的にも1番文字数を割くべきところでしょう。ここが重要ですから、この本論で中身が薄いと評価は高くならないと思います。この本論では、何を書くか?というと、解決策ですね。あなたが考える解決策、多くの場合は論文の参考書から拾ってくることになると思いますけど、それをさもあなたが考えたかのように書いていく箇所です。ここは与えられた論文の課題を解決するための具体的な方法について書いていくのですが、そのときにはただ方法を長々と書いて終わりではありません。できるだけ、マイナス面についても補填しておく必要があると思います。例えば、少子化を解決するために、各企業に託児所などを設ける、増やすという方法について書いたとします。そこでは終わらないようにしましょう。

 

そこから、実際に託児所を企業の中に増やすときに障害になるものはないか?その方法論を実現するために壁になるものないか?といったことを考慮し、それを論文の中で示していきます。そして、それについても別途解決していくために方策を書いていけると完璧だと思います。要は、本論で書く方法論について、できるだけ弱点をあぶりだしておいて、それが実現を阻むような大したもんではないということをこの場で同時に述べていけた方が、読んでいてより説得力があると思います。例えば、託児所を企業の中に増やすとなると、企業に金銭的な負担が重くのしかかってしまうかもしれないが、それはどうするのか?といった懸念を併せて書いておいて、それに対する解決策も書いていけると良いでしょう。

 

そして、結論になります。結論に関しては、そんなに大きくスペースを割く箇所ではないと思いますし、さらっと書ければ良いのではないでしょうか?結論部分は、単純にまとめですね。書き方は人それぞれで良いと思うんですけど、最初からのまとめを簡単にした後に、最後に今後の展望みたいなのを簡単に書いても良いかな?と思います。少子化がテーマならば、実際に今後日本の出生率などはどうなっていくか?日本の社会はどうなっていくか?裏を返せば、どうなっていってほしいと思うか?あなたなりの気持ちをちょっと混ぜても良いかもしれませんね。結論については別に書かなくても良いかもしれない。結論がなくても、本論がちゃんと最後まで書かれていれば、論文として最低書かないといけないことはクリアしていると思うので。文字数がちょっと足りないときなどに最後に結論として、利用しても良いかな?と思うくらいです。

 

さて、こうやって、公務員試験の論文の体裁の案を1つ出しましたが、別にこれで書かないといけないというわけではありません。あくまでも案の1つですから、論文の構成については予備校で習ったものや論文の参考書に書いてあるものを参考にしてもらって構いません。ただ、どういう構成の仕方をとったとしても、1番大切なのは本論部分です。与えられた論文課題に対するあなたなりの解決策をいかに説得力ある形で提示できるか?ここが大切です。全体の分量の目安は背景2:課題2:本論5:毛結論1くらいかな?と思います。文字数や分量の割合はこのくらいを目安にしてくれると良いかな?と思います。特別区あたりは特に教養論文の配点が高いと言われているので、しっかりとした論文が書けるように勉強していってください。