特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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東京都庁と特別区の論文では、東京五輪のテーマに注意

特別区の教養論文では、毎年2つテーマが指定されて、そのうちの1題を選んで回答するという内容になっています。さて、去年2020年のオリンピックが東京で開催することが決定したことを受けて、2013年、2014年とちょっと観光やグローバル化についての論文テーマが出題されました。オリンピック開催の決定が直接影響しているか?は分からないものの、当然オリンピック関連のテーマは今後も出題されることが予想されます。オリンピックというか、それに関連して国際的な問題や日本人を含めたグローバルな視点を持った人材を採りたい。または育成したいという狙いがあるのかもしれません。2013年はそのままほとんどオリンピック関連のテーマが出たと思います。2014年は国際化、グローバル化に関するテーマが出ました。

 

オリンピックにストレートに結びつかないとしても、それにある程度関連したテーマが2題のうち、1つは出ることは今後も考えられるために、2020年の東京オリンピックについて、最低限知っておいたことが良いことについては各自で勉強しておいてほしいと思いますね。というか、2020年のオリンピックもそうですけど、今から2020年までの間に、そもそも東京はどう変わるの?といったことも調べておいた方が良いと思うのです。例えば、「東京2020計画地図 」などを参考にすると良いかな?と思います。オリンピックだけに限らず、未来の東京がどうなっていくのか?またはどうなっていくべきと考えるか?については、論文試験でもそうですけど、面接試験でも聞かれたりする可能性があります。そのときに、きちんと東京の発展予想図というか、今後の計画について知っていると、語れることも増えるとともに、現状だけじゃなくて、未来のこともちゃんと考えている。と評価してもらえるかもしれません。

 

東京2020計画地図

東京2020計画地図

 

 

今後年数をかけて、東京はオリンピックに関する施設、競技場を建造していくだけに留まらず、インフラや交通網、またはショッピング施設など、都市全体の充実化を図っていくものと思われます。そういった幅広い視野から、東京オリンピックまでに東京はがらりと変わる。進化していく。ということがいえると思うので、そういった正しい知識を身に付けるとともに、自分なりのそれに対する考えなどを持っていきましょう。そして、東京オリンピックに関しては、コンセプトとして、「コンパクトな開催」というのが以前からずっと言われていました。それは競技を行う場所の範囲をかなり狭めて、選手などが移動する時間や距離をできるだけ削減できるようにしたというものです。これに一体何の意味があるのか?というと、選手などの身体的負担を減らすことができるとともに、環境への配慮も行き届いていると思います。

 

それは移動距離が少なくて済むということは、自動車にしろ、それ以外にいしろ排気ガスを出して走る車の走行距離が減りますね。というか、場合によってはそういった手段を使わなくても済む場合もあるかもしれません。そういったコンパクトな開催というのは、環境への負荷を減らすということもメリットとしてあると思うのです。これを東京オリンピック開催を目指していた時点では、売りにしていたので、是非多くの方に知っておいてほしいと思います。オリンピック関連の話題については、論文試験や面接試験で今後聞かれる可能性が高いと思います。「東京オリンピックを成功に導くためには?」といったことで、案を聞かれる可能性もあるので、その際には、そもそも何がどうなれば成功なのか?といった成功の定義、そしてそのためには何をどうすれば良いのか?さらにその確率はいかほど?といった点に注意して考えていきましょう。

 

こうした東京五輪のテーマは特別区の試験だけではなくて、東京都庁の方でも出題されるかもしれません。テーマは同じであっても、都庁と特別区では役割が違うので、論じ方は多少異なってくるでしょうね。それぞれの試験種では、東京オリンピックについての行政としての取り組み方は異なるので、それぞれの特色を生かした内容の論文を書いていく必要があります。これから数年間は常に東京都庁特別区では、こういったテーマの論文が課される可能性はあると思うので、どちらかを受験される方は、是非準備をしておいてください。いろいろな論じ方ができるテーマだと思うので、いろいろな幅広い解答が出てくると思います。