特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

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特別区の民法はやや難易度が高いけど、捨てるのはダメ!

特別区の専門試験は合計11科目が出題されることになっています。基本的には全部やってほしいですね。11科目全て完璧に仕上げるくらいまでやり込む必要はないかもしれませんけど、11科目全部に手を付けてほしいと思います。特別区の専門科目は11科目で55問あり、うち40問選択ですから、15問分余裕があるので、非常に高得点が狙いやすいのです。毎年、満点やそれに近い点数をとる人も多くいると思います。したがって、ちゃんと勉強すればそれに近いくらいの点数は誰だって可能性あります。ただ、全部の科目や問題が平易なレベルかというと、そうではありません。難しい問題もあります。そういうのは捨てて、簡単なのだけ拾っていっても、十分得点は稼げるのです。

 

ただ、中には難しい科目もありますね。個人的に特別区の中でも難しいと考えているのは、民法です。民法はⅠとⅡで合計10問出ます。民法は他の試験種でも十分出題されることから、捨てる人はまずいないと思いますけど、特別区でも、特別区じゃなくても難しい傾向にあるのかな?と思います。法律科目の中ではおそらく1番手を焼く科目でしょうし、勉強してもなかなか点数に結びつきづらいかもしれません。特別区の筆記試験のレベルでも、民法はやはりちょっと厄介な問題も出るのです。10問あるので、全部が難しい問題ではないです。ただ、10問あるとやっぱり、あまり手をつけてなかったマイナーな範囲から出題されたり、問題のレベル自体がちょっと難しかったりすることもあり、10問の中で、簡単な問題、普通の問題、難しい問題に分かれやすいのです。簡単な問題はほとんどないと思いますけど。

 

したがって、11科目ある中で、個人的に1番点数がとりづらいのは民法じゃないか?と思うのです。そうなると、民法については完全に捨てるのだけはおすすめしません。完全に捨てると、民法はまともに答えられませんから。民法は先ほども言ったように10問あるので、普通レベルの問題もある程度あると思います。その問題は最低とってほしいのです。そのためには完全に民法を捨ててしまうのはもったいないのです。15問分余裕があるといっても、民法を全捨てしてしまうと、10問分はまず自信を持って答えられないわけですから、満点近くを狙うという意味では、可能性がかなり遠のいてしまいます。はっきり言うと、仮に専門試験で満点とったとしても教養論文の出来次第では、一次試験落ちる可能性も普通にありますから、満点をったおしても、無意味になってしまう面もあります。

 

ただ、専門試験の点数が高ければそれに越したことはないですし、点数が高ければ高いほど、一次試験合格の可能性が高くなるのは間違いないです。択一試験の方が確実に点数を上げていくための努力はしやすいので、満点が現実的に狙えるなら是非狙ってほしいのです。そのためにはやや難しい民法も、全部は捨てないでほしい。捨てようかと悩んでいる人がいれば、全部は少なくとも捨てないでほしいのです。民法は難しいところもあれば、そうじゃないところもあるので、一通りやってみて、難しいと思ったところは捨てる、そうじゃないところはなんとか頑張ってみる。といったメリハリをつけた勉強をすると、できる問題は着実に増えていくと思います。難しいところも、本当に基本的な部分だけでもおさえておくと、そこがもし出たら儲けもんですから。そういった感じで、まずは簡単なところだけ。そして、それらがほぼ完璧になったら、もうちょっと難しいところをやっても良いかな?って感じで、良い意味で気楽に緩く勉強していくと、民法でも高得点は難しくても、特別区もそうだし、他の試験種でも半分くらいはとれるんじゃないでしょうか?

 

民法がそもそも得意とか、やっていて全然苦にならないという方は、その調子で難しい分野もどんどんチャレンジしてもらって、高得点を狙いましょう。民法は確かにとっつきにくいし、理解や暗記がしづらい科目ですから、苦手な人が多く出てしまっても、それはしょうがないと思います。したがって、全部捨てないで、自分のペースでやっていけると良いのではないでしょうか?特別区は11科目ほぼ全部完璧に仕上げていくと、満点は決して夢ではありません。民法とか、あとは経済原論とかな?苦手な人が多いのは。特別区の経済原論は、計算問題とかもあまり出ないですね。そんなに難しくはないので、苦手という人も全部捨てるのではなく、やれるところだけを拾って、そこだけでもやっていきましょう。特別区の専門試験は是非満点、またはそれ付近をとってみてください!