特別区の職員採用試験で合格を目指す人を応援するブログ

特別区Ⅰ類を中心に、公務員試験の難易度や勉強方法を紹介していきます。

特別区Ⅰ類の採用試験は受かりやすいけど、簡単ではない

特別区は公務員試験の中では、比較的難易度は易しい方だと思います。ただ、簡単といってしまえるほど簡単ではないと思うのです。難易度は確かに低い方だと思います。筆記試験の問題もさほど難しくないし、面接の倍率も高くないし、公務員試験全般を見渡してみると、受かりやすい試験種であるのは間違いないと思います。ただ、でも簡単ではないと思うんですよね。それは一次試験の論文がかなり配点が高くて運ゲー化しやすいというのがまずありますね。論文の評価ってのは、実際どうやって採点しているか?は分かりませんけど、客観性は確保できないじゃないですか?要は択一試験みたいに答えが確実に1個決まっていて、誰の目から見ても正解、不正解を判断できるものではないのです。

 

 

論文の参考書は上記のものが非常にオススメなので、是非参考にしてもらいたいと思いますけど、論文の場合は正解、不正解を決めるのではなく、内容その他について点数をつけるのです。内容に関して、ある程度ちゃんと判断できる人が論文を見たとしても、彼らは論文の内容を審査するプロであってとしても、それをじゃあ改めて何点か?という点数化するプロではありません。つまり、内容についてだいたいの点数は判断できて、具体的に何点っていうときに、結果的に50点と55点の論文の差はどこにあるのか?とか、この論文はちょっとアレだからマイナスしてこうと思ったときに、じゃあ何点マイナスすべきなのか?とか、そういう採点する人のさじ加減がどうしてもかかわってくるじゃないですか?

 

だから、多くの人が見て、論文に対する評価がだいたい一致していたとしても、それを具体的に何点か?っていうのを表したときに全員が一致するわけないですよね。普通に考えたら、ちょっと人によってずれますよね。その数点のズレが結果的に一次試験の合否結果に大きく影響を与えてしまうのです。特別区は1万数千人以上が受験するんですから、1点や2点の間に結構な人数がひしめき合っているはずです。そうなると、論文の採点結果による数点の差というのは大きく順位を左右することになりかねません。特別区が何を意図しているのか?分かりませんけど、個人的にはこういう客観性が確保できなくて、採点する人の恣意的な評価に陥りやすいような性質の試験をやるべきじゃないとは言いませんが、配点を縮小するなどして、こういう試験が一次試験の合否結果に与える影響を少なくすべきだと思います。

 

確かに問題は簡単です。でも、採点者のさじ加減によっては、わずか数点の差で一次試験不合格だったりする可能性もあります。この場合、別の人が採点していたりすると、結果は変わっていた可能性もあり、なんだかなー。という気持ちになりますね。そういう意味では、一部の人間はそういう運ゲーによって、不合格を食らう可能性もあるのです。問題は確かに簡単だけど、読めない論文試験があるせいで、択一試験の方で60点、70点とっても全然安心できないと思います。普通はこのくらいの点数とれば、まず通るんですけど、現実的には落ちている人がいるというのは事実みたいで、本当に特別区は教養論文が鬼門になりそうな感じです。そういう意味では、難易度的には易しいけど、中にはこういう目にあっている人もいるということは忘れてはいけません。

 

そういうわけで、見た目は簡単な印象を受けてしまう特別区Ⅰ類の試験ですが、試験の内容はかなり込み入っており、一筋縄でいくか?というと、そうは思えないのです。ましてや一次試験からこんな感じですから、二次試験以降はどうなるんでしょうか?面接に関しては倍率は低いですけど、数百人は落ちるわけですから、気は抜けません。面接は論文以上に運ゲー要素が大きいと思うので、さらにいろいろときついです。人事院面接を終えたら、区面接があって、そこで採用漏れになろうもんなら、本当に精神的に立ち直れないくらいです。特別区の場合は面接の回数も割と多ければ、期間も長くなることもあるので、かなり大変ですし、簡単といえるような試験ではないと思うんですよ。

 

 

 特別区を受験する場合には、1度過去問を解いてみてください。特に2014年から教養試験のスタイルが大きく変わりましたから、それを確認するには最新の問題集をやってみないといけません。時期は特に問いませんけど、あまりギリギリにならないように、特別区の志望度が高い方は特に、筆記試験の本番までには必ず過去に実際に出題された問題を、教養試験、専門試験両方、絶対に数年分解いてみましょう。

 

東京都・特別区[1類]教養・専門試験 過去問500 2016年度 (公務員試験 合格の500シリーズ 8)

東京都・特別区[1類]教養・専門試験 過去問500 2016年度 (公務員試験 合格の500シリーズ 8)